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相手が断りやすい誘い方をしよう
2023年8月22日(火)朝の6:00になりました。
ケーンヂくん!あーそーびーまーしょ!
どうも、高倉大希です。
誘いを断るには、エネルギーをつかいます。
「せっかく誘ってくれたのに申し訳ないな」だったり、「嫌な思いをさせてしまうかもしれないな」だったり。
「嫌われたらどうしよう」とまで、考えてしまう人もいるのかもしれません。
はっきりとした理由があるのなら、断りやすいものです。
「その日は旅行で出先にいるんだ」とか、「その日は友人の結婚式があるんだ」とか。
このくらいの理由があれば、相手もそれは仕方がないなと思ってくれます。
よく知られた人間行動の原理の一つに、理由を添えると頼み事が成功しやすくなる、というのがあります。人間というのは、自分がすることに対して理由を欲しがるものです。
問題は、大した理由がないときです。
単純に気が乗らなかったり、せっかくの休日をゆっくりとすごしたかったり。
そんなときに、思わず嘘をついたことのある人もいるのではないでしょうか。
嘘をついたらついたで、妙な罪悪感を抱かなければならなくなります。
「ふらっと外に出たときにばったり出くわしたらどうしよう」と、びくびくしなければならなくなるかもしれません。
誘われさえしなければ、ただのゆっくりとした休日であったはずなのに、余計な心配がついてきてしまうのです。
人生には気持ちよく希望を語る瞬間があっていい。うそぶくこともまた、人生の醍醐味だ。もしかしてその希望を掲げることで、思ってもみなかった場所にまで、流れ着くことだってあると思う。
誘う側は、ここまでのことを想像しなければなりません。
もちろん、誘うこと自体はなにもわるくありません。
ただ、相手に嘘をつかせてしまうかもしれないということを、よくよく自覚しておかなければならないという話です。
大抵の場合において、誘う側が思っている以上に、断ることは大変です。
だからこそ、相手の断り方までをも想定した上で、誘わなければならないのです。
ちゃんと考えて質問するというのは、質問する前に、相手の立場に立ち、仮説をもって質問するということなのです。
相手が断りやすい誘い方をしよう。
こちらの都合で、相手を嘘つきにしてしまわないように。
毎朝6時に更新します。読みましょう。 https://t.co/rAu7K1rUO8
— 高倉大希|インク (@firesign_ink) January 1, 2023
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