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おもしろくもないのに笑う
2023年7月14日(金)朝の6:00になりました。
人の夢は終わらねェ!!!!ドンッ!!
どうも、高倉大希です。
おもしろいから、笑います。
おもしろくないから、笑いません。
その人が笑っていれば、おもしろいと感じているんだなと思います。
その人が笑っていなければ、おもしろいと感じていないんだなと思います。
ともに笑いを味わえるかどうかが、人間関係において決定的にたいせつな、何かなのだ。
「笑顔の練習をしましょう」と言う人のことが、どうにも好きになれません。
笑顔の大切さは、わかります。
身につけるために練習しようという考え方も、わかります。
それでもやっぱり、おもしろくもないのに笑うことはできません。
上っ面の笑顔を極めて相手を騙そうという魂胆が、そもそも好きになれません。
重要なのは、笑うことそのものではなく、笑えるくらい目の前のできごとをおもしろがれるかどうかです。
基本的に「おもしろい」は、「ふつう」との差分で生まれます。
「ふつう」とは、知識量です。
知識不足で笑えないのは、その人自身の問題です。
「とりあえず形から入ろう」という話なのであれば、ギリ頷けるかもしれません。
ただ、実態のない笑顔は、やはりどこまでいっても奇妙なものです。
知りあいが、知りあいの外科医の人を誘って連れてきたことがあったんです。その人なんか面白くて「あんたはおいくつですか」って。で、さ、七十九ですよというと「もうそれだけ生きればいいじゃないですか」と即座に言いましたから。こちらはもう自信のあるお医者さんだなと思って、そう聞くとラクになるし、げらげら笑う以外にはないわけで。そのぐらいで、もういいんじゃないかと思うんです。
反対に、おもしろくないときに笑わない人は、とても信頼できます。
きっと、誠実さを感じるのだと思います。
この人は、なにをおもしろいと感じるのだろう。
こんな好奇心も、生まれます。
コミュニケイションの得意な人は、常に「元気で明るい人」ではありません。常に「元気で明るい」状態は人間として不自然です。常に「元気で明るい」という呪縛が「コミュニケイションが苦手だ」という意識を持つ人を大量に作っていると、僕は思っています。
おもしろいから、笑います。
おもしろくないから、笑いません。
ただそれだけの極めてシンプルな話です。
毎朝6時に更新します。読みましょう。 https://t.co/rAu7K1rUO8
— 高倉大希|インク (@firesign_ink) January 1, 2023
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