『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』は、そりゃあ賛否両論あるよなという映画でした
2024年10月15日(火)朝の6:00になりました。
有給休暇を駆使して生み出した5連休も、あっという間に最終日です。
どうも、高倉大希です。
これを撮ろうと、言い出した人がいて。
それを、許可した人がいて。
賛同して、お金を出した人がいて。
オーディションを受けて、合格した人がいて。
よく、公開までたどり着けたな。
映画を観るたびに、いつも感心させられます。
よく、公開までたどり着けたな。
『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』も、そのような映画でした。
気持ちのよいストーリーかというと、そんなことはありません。
登場人物に心から共感できるかというと、そんなこともありません。
でもそんな作品が、ちゃんと劇場で公開されます。
だから、映画はやめられません。
基本的に物語というものは、理由がわかるようにつくられます。
なぜこの人物がこの言動をとったのかを、こと細かに説明しようとするわけです。
ところがときどき、全然説明してくれない作品と出会います。
なぜこの人物がこの言動をとったのかが、まったくわからないのです。
つい混乱してしまうのですが、冷静に考えるとそりゃそうだよなと思います。
他者の言動なんて、わからないのがデフォルトです。
ジョーカーはなぜ、あの場面であの発言をしたのだろう。
ハーレイ・クインはなぜ、あの場面であの選択をしたのだろう。
あなたがこの作品を、楽しめるかどうかはわかりません。
だから、べつに薦めるつもりもありません。
でもそんな作品が、ちゃんと劇場で公開されます。
だから、映画はやめられません。
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