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いまも変わらずうまく笑えない毎日です


2024年10月14日(月)朝の6:00になりました。

5連休4日目、二日酔いから幕開けです。

どうも、高倉大希です。




「よく笑うようになったよね」

長い付き合いになる友人から、先日こんなことを言われました。


この言葉を聞いて、なんだかとてもホッとしました。

ちゃんとそう見えているんだと、確認することができたからです。


いまも変わらず、うまく笑えない毎日です。

かつてが、よっぽど酷かったのだろうと思います。


マジメな人の無反省さは、鈍感や傲慢さにさえ通じるところがある。自分の限定している世界を開いて他と通じること、自分と思いがけない世界が存在するのを認めること、これが怖くて仕方がないので、笑いのない世界に閉じこもる。笑いというものは、常に「開く」ことに通じるものである。

河合隼雄(1998)「こころの処方箋」新潮社


変化を捉えようと思ったら、ふたつの点が必要です。

変化前と変化後の二点があって、はじめて変化がわかります。


だからこそ、会いたい人には会っておかねばなりません。

そもそもの点がなければ、変化もへったくれもないからです。


どれだけの点が打てるかは、もはや巡り合わせです。

時間軸の先でまた会える人というのは、思っているよりも多くありません。


ちょっとずつ努力をして、それに対して、「あ、ちょっとわかったな、おもしろいな」という、自分の変化の兆しみたいなものをご褒美として感じ取ることができたら、わたしはそれを続けることができるんです。

ほぼ日刊イトイ新聞(2019)「岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた」ほぼ日


先日会った友人とは、17時に解散しました。

なんだかんだ言いながら、はじめての子育てを楽しんでいるようでした。


先日会った後輩とは、随分と遅い時間まで話し込みました。

転職先を探すのに、苦闘しているようでした。


それぞれに、それぞれの事情があって。

会って話すと、点と点がつながります。


30歳、40歳になったら20歳のころと考えが違うのは当然だし、50歳、60歳になってもまた変わってくる。同じ自分を維持しながら、昔の過ちを少しずつ正していく。それが老いるということです。老いるとは変化することであり、訂正することなのです。

東浩紀(2013)「訂正する力」朝日新聞出版


明るくなった人もいれば、暗くなった人もいます。

話が弾むようになった人もいれば、話が止まるようになった人もいます。


フットワークが軽くなった人もいれば、フットワークが重くなった人もいます。

また会える人もいれば、二度と会えない人もいます。


あのころよりは、よく笑うようになりました。

また、会いましょう。






サポートしたあなたには幸せが訪れます。