流れゆく先で会いましょう
2024年9月11日(水)朝の6:00になりました。
竹垣が破れていなかったなら、吾輩は遂に路傍に餓死したかも知れんのである。
どうも、高倉大希です。
出会うべき人とは、出会うべきタイミングで、出会うようにできている。
出会うべき作品とは、出会うべきタイミングで、出会うようにできている。
あの人との出会いがなければ、いまの自分はありません。
あの作品との出会いがなければ、いまの自分はありません。
運命だなんて言いはじめると急に胡散臭くなりますが、
あながち間違いでもないのだろうなと思っています。
花に嵐のたとえもあるぞ。
さよならだけが人生だ。
なんて、悲しい言葉なのだろう。
はじめて耳にしたときは、そんなふうに思っていました。
でもきっと、この言葉が指すものは冒頭に書いたことと同じです。
出会いとさよならは、ふたつでひとつというわけです。
すべての出会いとすべての対人関係において、
ただひたすら最良の別れに向けた不断の努力を傾けましょう。
アルフレッド・アドラーさんは、このように述べています。
永遠なんてものはなくて、別れが来ないなんてこともなくて。
できることはせいぜい、最良の別れに向けて努力をすることくらいです。
永遠を望んだ先にあるものは、苦しみに満ちた時間です。
たいていのものごとは、思いどおりにはいきません。
思いどおりにいくほど、人の想像力は豊かではないからです。
出会うべき人とは、出会うべきタイミングで、出会うようにできている。
出会うべき作品とは、出会うべきタイミングで、出会うようにできている。
流れゆく先で、会いましょう。
そして共に、最良の別れに向けた不断の努力を傾けましょう。
サポートしたあなたには幸せが訪れます。