読み終わったときに書き手と話がしたくなる文章
2024年5月1日(水)朝の6:00になりました。
僕は耳と目を閉じ、口を噤んだ人間になろうと考えた。
どうも、高倉大希です。
J.D.サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』。
好きな小説を聞かれときは、この作品を答えるようにしています。
はじめて読んだのはたしか、高校生のころでした。
思春期真っ只中の青年に、ホールデンの言葉が見事に突き刺さったわけです。
好きな場面はいくらでもあるのですが、とくにこの一節が印象に残っています。
今でもこのページには、青い付箋が貼られています。
読み終わったときに、書き手と話がしたくなる。
まさに、サリンジャーと話したくなったのが『ライ麦畑でつかまえて』でした。
つい数年前までは、書き手は遠い存在でした。
感想を一方的に送りつけるのが、関の山というものです。
ところがSNSの普及によって、書き手と直接つながれるようになりました。
送ったコメントに返信がくるなんてことも、珍しくはありません。
毎朝投稿をはじめて、今日でちょうど487日目になりました。
言い換えるなら、17ヶ月目に突入したというわけです。
読み終わったときに、書き手と話がしたくなる。
果たして、自分が書いた文章を読んでこう思ってくれる人はいるのだろうか。
数ヶ月前にはじめた「20分のはじめまして」で、検証したかったことはこれです。
X のスペース機能を用いて、話し相手を募集しました。
募集って、けっこう緊張するものです。
誰ひとりとして、反応を返してくれないかもしれません。
そこも含めて、ひとつの大きな検証でした。
お時間をいただいたみなさま、本当にありがとうございました。
読み終わったときに、書き手と話がしたくなる。
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