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自分はこうだと決めてしまうとそれしかできなくなってしまう


2025年2月19日(水)朝の6:00になりました。

今日も今日とて、二日酔い。

どうも、高倉大希です。




自分は、こういう人間だ。

そう決め込んでしまったら、それ以外のことができなくなってしまいます。


本当は、「それ以外」に価値が眠っていたはずなのに。

本当は、「それ以外」に可能性が秘められていたはずなのに。


勝手に、決めつけてしまうわけです。

たった数十年しか生きていないのに、そんなもの決められるわけがありません。


ほんとうは得意になる才能をもってるんだけど、「オレは苦手だ、わたしは苦手だ」って本人が勝手に思ってることってあるんですよ。たとえば、世の中に、「オレはマネジメントが得意だ」って最初から思ってる人なんていないんですよ。

ほぼ日刊イトイ新聞(2019)「岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた」ほぼ日


数多くの人たちが、分岐点で悩みます。

分起点における選択で、正解か不正解かが決まると思っているからです。


ところが実際は、正解か不正解かが決まるのはずっと先の話です。

唯一の絶対的な正解、なんてものはありません。


現時点での暫定解は、更新されて当然です。

自分に対する解釈は、更新されて当然です。


ぼく自身の仕事のうえでは、「自分はこういう方向で行くんだ」というように決めつけるとあぶない、という気がしています。

吉本隆明、糸井重里(2004)「悪人正機」新潮社


数学が得意だから自分は理系なんだ、とか。

話すことが苦手だから自分はコミュ障なんだ、とか。


絵が下手だから自分は芸術がわからないんだ、とか。

英語が喋れないから自分は海外に行けないんだ、とか。


どうにも、簡単に決めすぎです。

自分はこうだと決めてしまうと、それしかできなくなってしまいます。






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高倉大希
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