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きみは考えを変えた
2024年1月15日(月)朝の6:00になりました。
あの太陽が偽物だって、どうして誰も気づかないのだろう。
どうも、高倉大希です。
きみは考えを変えた。
たったそれだけのことさ。
People In The Box というバンドの曲の一節です。
曲のタイトルはそのまんま『きみは考えを変えた』です。
とくに「たったそれだけのことさ」というところが好みです。
考えを変えることなんて、たったそれだけのことなのです。
数年前に転職をして、それを機に考えもずいぶんと変わりました。
はじめは、考えが変わったのは環境のおかげだと思っていました。
よい環境だから、考えも変わった。
考えを変えてくれた、環境がすごい。
ずっと、こう思っていました。
ところがどうやらこの考えも、間違っているような気がしています。
受験勉強のとちや入学後しばらくして、あるいは就職活動が始まる時期に、“将来の目標”を考えたときとは環境が変化したり、新たな情報や人、場所に出会ったりして、目標が変わることがあります。自分自身の経験は常に変化し続けるものですから、その経験のなかから“一生懸命考え抜いた目標”であることが重要で、「目標が変化する」ということはむしろ自分自身の成長ともいえます。
環境がすごいから、考えが変わるのではありません。
環境がどうのこうの以前に、考えなんて変わって然るべきものなです。
こんなことを言うと、軸がないだの芯がないだのと思われがちです。
もはや、そういう話でもありません。
くり返しになりますが、考えが変わることなんてたったそれだけのことなのです。
思っているより、大したことではありません。
けっきょく、自分の世界というのは「普段なにを見ているか」や「普段誰と会っているか」によって決まってくるものだと思います。
自分の考えは基本的に、出会ったものの影響を受けながら形づくられます。
出会ったものたちによって、いまの考えが構成されているわけです。
すでに出会ったものと、まだ出会っていないもの。
割合が大きいのは、明らかに後者です。
そんな、まだ出会っていないものに出会うことで考えが変わる。
むしろ、変わらない方がおかしいくらいの話です。
画風の変化も含め、僕は変わったということ。ポジティブに考えています。この年になって新しい画風を手に入れた、これは大いに喜ぶべきことでしょう。
揺るがない自分だけの考えを大切にしよう。
いくらなんでも、いまの自分を買いかぶりすぎです。
いまの自分なんて、そんなに大したものではありません。
妙なものにこだわると、変化を拒む頑固者になってしまいます。
変わりやすさを保った上でもなお、あまり変わらなかったこと。
それが、自分らしさです。
毎朝6時に更新します。読みましょう。 https://t.co/rAu7K1rUO8
— 高倉大希|インク (@firesign_ink) January 1, 2023
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