図太く生きる
2023年8月28日(月)朝の6:00になりました。
世の中に、無神経ほど強いものはない。
どうも、高倉大希です。
授業をするときはいつも、生徒の脳内と対話をします。
こんなことを疑問に思うだろう、こんなところに違和感を抱くだろう。
脳内で起こることに先まわりしながら、場をつくっていくわけです。
だから、素直な質問をしてくれる人はとてもありがたいものです。
こちらの想定の答え合わせをすることができるからです。
想定とズレていたのなら、そこで調整を加えられます。
素直な質問は、リアルタイムで場に還元されます。
ひとりの勇気あるヘボい質問が、みんなのためになるわけです。
仮にそのようなヘボい質問がまわりの冷笑を誘ったのなら、それは場をつくる授業者の力量不足です。
テレビ番組において、この立ち回りをしているのが芸人さんです。
自己顕示欲を差し置いて、その場で必要な役割を担います。
わからないことがあったら、素直にわからないと言うのです。
思ったことを口に出す。
簡単なようで、想像以上に難しいものです。
どうしても、賢く見られたいという欲が勝ってしまいます。
個人よりも、全体を優先する。
そのためには、ある程度の図太さが必要です。
個人を貫く図太さではなく、全体を想う図太さです。
ひとりが陥った穴に、ほかの人もつづけて落ちる。
これは「種」として、もっとも防ぎたい事象です。
すばらしい能力を、ひとりだけが保有する。
これもまた「種」としては、防ぎたい事象です。
自分だけで抱え込んではいけません。
図太く生きることが、だれかのためになります。
サポートしたあなたには幸せが訪れます。