N°07 おひとりさま長距離フライト、導き出した座席の正解
福岡とフィレンツェを行き来するようになって早 11年。
最近になってようやく自分に合った座席を導き出したので、そのお話をちょっと。もちろんエコノミーで。
ルートは航空会社によりますが、以下のような感じ。
福岡
↕︎
羽田/成田/仁川
↕︎
ローマ/シャルルドゴール/フランクフルト/アムステルダム
↕︎
フィレンツェ
トランスファーを含めて 20時間以上かかる大移動です。
短距離フライトは窓側
短距離フライトは右か左かで、福岡 - 羽田/成田間なら富士山が、フィレンツェ - シャルルドゴール間ならエッフェル塔が、フィレンツェ - ローマ間ならドゥオモが見えるかしらとかありますが、まぁ窓側が取れればいいかなというところ。
こちらはフィレンツェ - ローマ間の窓からの眺めです。離陸後はフィレンツェ旧市街を (目を凝らしたらドゥオモが見えんでもありません)、着陸前はローマ旧市街を遠くに望みつつ、海上を旋回します。
フィレンツェ - シャルルドゴール間、夜のフライト。エッフェル塔が遠くに見えて、あわてて撮影しました。
ローマ - フィレンツェ間、搭乗口からバス移動からの飛行機の離着陸。フィレンツェは雨でした。
長距離フライト、座席の優先順位
問題は長距離フライト。12時間以上になるので、いかに座席で快適に過ごせるかが重要になります。
座席を選ぶにあたって、わたしの優先順位は以下になります。
自分のタイミングで席を立ちたいし、食後に歯磨きもしたい
機内持ち込みが多いので、乗り降りの際に周りに迷惑をかけたくない
トイレ、ギャレーは近すぎない方がいい
よって、なんとなく窓側ブロックの通路側[C]を取っていましたが、デメリットもあります。
[C]のメリット
自分のタイミングで席を立つことができる
差し障りのない範囲で窓の景色をちら見できる
[C]のデメリット
B に誰も座らない可能性は低い
A・B のひとより後に乗った方がよい
A・B のひとが席を立ちたいタイミングで自分も席を立つ必要がある
降りる際に早めに席を立たないと A・B のひとを待たせてしまう
そして導き出した、座席の正解
偶然、中央ブロックの通路側[D]に座ることになった時、そこが自分にとっての正解だということに気が付きました。正直それまで、中央ブロックの座席は選ぶ意味が分からないと思っていました。
[D]のメリット
自分のタイミングで席を立つことができる
通常 E 列は最後に埋まっていくので、誰も座らない可能性がある
E・F のひとが二人組の場合、E のひとが席を立ちたいタイミングでも自分は席を立つ必要がない
E・F のひとが二人組の場合、もしくは E に誰もいない場合、降りるときに急ぐ必要がない (E のひとが一人の場合でも、大抵 F のひとがすぐに降りる準備を始めるので、自分は急ぐ必要がない)
[D]のデメリット
窓の景色はあきらめる (航空会社によっては機外カメラで離着陸の様子が見られることも)
E のひとが一人の場合、E のひとが席を立ちたいタイミングで自分も立たなければならない可能性がある
この発見を若干自慢するつもりで母に話すと、父と母の場合なら A と C 、もしくは D と F を取り、B もしくは E に座るひとがいなかったらゆったり使えるし、座るひとがいたら A と B 、もしくは D と E、E と F で代わってもらうなどと言っていてびっくりしました。上には上がいる、、てかそれさすがにだめでしょ!笑
長距離フライトをいかに快適に過ごせるかは、その後の旅の質を左右しかねません。たかが座席、されど座席。
次の渡伊はもう少し先ですが、今回は座席が 48時間前からしか取れないので、希望の座席が取れればいいなというところで。
旅に役立つイタリア語フレーズ
Tra Roma e Haneda, un sedile del corridoio al centro, per favore.
(トラ ローマ エ ハネダ, ウン セディーレ デル コッリドイオ アル チェントロ, ペル ファヴォーレ.)
ローマ - 羽田間は、中央の通路側の席でお願いします。
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