スラムダンクの「名言」を掘り下げてみる!
こんにちは。FIREコンサルトレーナーです。
私はスラムダンクという漫画・アニメが大好きです。
物語としてもとても面白い「バスケットもの」ですが、
実は名言が多いことでも一部では有名です。
まさに「名言の宝石箱」ですね🥶
まず私の大好きな名言を挙げますと、
「あいつも3年間頑張ってきた男なんだ・・侮ってはいけなかった・・」
陵南高校 田岡監督の名台詞です。
インターハイ神奈川県予選、決勝リーグ
陵南高校 対 湘北高校
勝てばインターハイ出場が決まる大事な一戦。
試合は終盤、
田岡監督はディフェンスに定評のある3年生池上選手に指示を出します。
「赤木・流川にボールが渡ったらダブルチームに行け!小暮はある程度離しておいていい!」
赤木選手はキャプテン、流川選手は1年生エース、そして小暮選手は控えの副キャプテンです。
そして主人公桜木花道選手(1年生素人)がボールを取った時、流川選手・赤木選手ではなく、
小暮選手にパスをします。
桜木選手は同チームで敵対視している流川選手にボールを渡したく無いという気持ちがあったとは思いますが😅
「(先輩だけど・・)メガネ君」と呼び彼を慕い、尊敬、信頼する気持ちがあったのは他の描写から容易に想像できます。
「小暮!フリーだ!打て!」
キャプテンの赤木選手が叫びます。
赤木キャプテンと小暮副キャプテンは同じ3年生、中学バスケ時代から苦楽を共にした友人でもあります。
このワンシーンからも小暮選手の人柄がうかがい知れますよね!
そして3ポイントライン後方から迷わずシュートを放ちます。
ボールが滞空している間、過去の回想シーンが流れ・・(ここで既に涙腺決壊寸前・・)
そして見事に3ポイントシュートが決まります!
その時の田岡監督の、恐らく心の声が、最初にご紹介したこの名言という訳です。
「あいつも3年間頑張ってきた男なんだ・・侮ってはいけなかった・・」
私は決して、田岡監督の判断が間違っていたとは思いません。
限られた「リソース」を有力選手に投入するのは当然のことだからです。
ただ小暮選手がそれを越える力を発揮できたこと、
今までの努力が報われたこと、
そして自分の非と認め、相手の今までの努力を素直に認める田岡監督、
全てが素敵だと思わざるを得ません。
・・実はこの物語にはまだ続きがあります。
この3ポイントシュートが決定打となり、最終的に陵南高校は破れ・・
インターハイ出場を逃します。
試合後囲み取材を受ける田岡監督、
記者から敗因を聞かれます。
「私はバスケを初めて間もない桜木選手と、ベンチ要員の小暮選手を湘北の不安要素だと決めつけていた。だが彼らが試合を決めた。」
「敗因はこの私!陵南の選手たちは最高のプレーをした!」
これだけ自分の非を素直に受け入れ、責任を取れるマネジャーがどれだけいることだろうか・・
自分自身が管理職を経験してみて、改めて田岡監督のマネジメントスキルに脱帽するとともに、
こんな上司の下で働いてみたかったな・・と思いつつ、
このシーンを回想し、記事を書きながらまた泣きそうになるFIREコンサルトレーナーでした。
あ、よかったら「あいつも3年間」でググってみて下さい。
これだけで漫画のシーンや、スラムダンク名言集、考察記事等がたくさん出てきますから(笑)
【番外編】
私は大阪出身で・・結構なんでも「つっこみたく」なるタイプです。
こんな泣ける名シーンなのに・・
「夏のインハイ予選だから7月頃、じゃあまだ3年経ってないやん!2年4カ月位!」🥶
自分のことは結構好きですが、
こんな名シーンなのに、心の中でこのつっこみを入れてしまった時だけは・・
ちょっぴり嫌いになりました・・(笑)
・・なんとなく締まりのない終わり方ですが、本日のお話は以上となります。
終始雑談みたいな感じでしたが、こんなお話も好きなのでちょくちょく入れていきますね!
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最後までお付き合いくださいましてありがとうございます!