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グリーンチャージさんに行ってきました

静岡県浜松市の充電機メーカー《株式会社グリーンチャージ》さんに行ってきました。
ここは自動車部品メーカーのアツミテックさんのグループ会社で、ものすごくフェアな充電環境を実現されており、非常に共感したのでアポイントを取って伺いました。

ここの会社の充電器の特徴は、
《従量課金》
《急速充電》
《その場で決済可能》
です。

急速充電は外出先の充電器としてはよくあるのですが、《従量課金》と《その場で決済可能》というのはあまりない方式です。

ご担当者さま曰く、『ガソリンスタンドで給油して時間で課金されるなんて変でしょ?』との事。私もそこは100%同意です。
ガソリンなら何リッター入れたから〇〇円、これが普通の商売です。
ある物が普及して定着するためには、必ず《価格の明瞭化》という過程を経るのが世の常です。
お寿司屋さんだって、昔は《時価》というのが割と普通でした。なので、おっかなくて庶民は初めてのお店に入りづらい。
そこを改革したのが、今、大流行りの《回転寿司》です。 

グリーンチャージさんはKWH制課金を導入し、充電料金を《単価×数量》で計算して導き出される明瞭会計を実現しています。
さらにシンプルなのがその場で決済できる仕組みの導入です。
グリーンチャージさんでは主要クレジットカードとPAYPAY等のQRコード決済が利用できます。(Suica等の交通系ICは利用不可(2024年5月現在))
これも利用条件の明瞭化に繋がっており、非常に好感が持てます。
あとはKWH単価さえ適正価格なら外出先の『経路充電』は、グリーンチャージさん方式がユーザーにとって一番フェアな方式だと感じました。

私のイメージでは、近い将来、グリーンチャージさん方式の充電スタンドでは、既存のガソリンスタンドの様に『KWH〇円』という様な価格表示が沿道にされる気がしています。
ユーザーはそれを見て充電場所を選ぶことが出来る。
外出先での健全な充電環境の実現の為には、価格の明瞭化とそれがわかりやすく表示され、決済方式は囲い込み会員制では無くオープンな環境である事。
ユーザーが任意選択できる事により、健全な競争が促される予感がしております。 

ただ、充電器にKWH計量装置と決済機能を持たせてあるので、充電器本体価格は、機能を絞っている他社製品に比べて高い可能性はあるかな?と心配になったのは事実です。
なので沢山の方の集客が見込める商業施設等への設置であれば、様々な要素を鑑みて、ペイ出来ると予想しています。

尚、私が取り組んでいる『分譲マンション用シンプル明瞭会計決済システム充電器』とは、開発コンセプトと利用シーン(私のは分譲マンションに特化した拠点充電)に明確な違いがあるので、そこは棲み分けが出来ると考えております。
今後も、フェアで健全路線を行くであろうグリーンチャージさんには、要注目です。

マンションeコネクト株式会社


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