やめるだけ健康法
今回は、新潟大学名誉教授である安保徹(あぼ とおる)さんの著書、
「免疫力が上がる!やめるだけ健康法」という本の内容を紹介します。
突然体調を崩したり、病気になったりすると「運が悪かったな」と
思うかもしれませんが、身体は本来、運に左右されて間違いを
起こすようなことはありません。
私たちの身体は、免疫をはじめとする体内の防衛機能に守られて
いるはずなのに、日常生活の中に、それが崩れてしまう何かしらの
原因があって病気になったのですから、私たちが病気になって
しまうときは、必然と言える何かがあるのです。
健康のためにどうすればいいのか?
安保先生の話を聞いてみましょう。
本当に健康な血液の状態
血液サラサラが健康のキーワードになってから、ずいぶんと経ちました。
血液サラサラが推奨される一方で、血液ドロドロは悪者扱いされて
いますが、ここで著者の安保先生は「健康な人でも血液はドロドロに
なるので、こうした血流の善悪は間違いである!」と、
はっきり述べています。
赤血球同士は、ぎりぎりの距離感でぶつかり合いながら流れています。
それは、ここぞという時や瞬発力を発揮する時など、
必要に応じて血液の流れを止めなければいけないからです。
血液がずっとサラサラのままだと、力が入らないということが起こって
しまいますので、血液ドロドロが不健康だというのは間違いなのです。
人生の半分は血液ドロドロでOK、血流にはオンとオフがありますので、
とにかく血液はサラサラにしないといけないという思い込みは
やめましょう。
湿布やアイシングの間違い
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