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【エッセイ#19】4歳娘による今年の目標は金融教育の成果?

 あっという間に今年も1ヵ月が過ぎてしまいましたね。遅くなりましたが、先日家族で2021年の目標を立てました。

 家族の中でも、環境問題特にプラスチック問題への関心が高い4歳の次女。「これもプラスチックかぁ…」と身の回りのプラスチックの多さに相変わらず残念がっています。

 そんなちょっと変わった(?)4歳児の目標は、子どもらしい可愛い目標や応援したくなる目標も多くあったのですが、金融教育という点で一番驚いた目標がありました。それは、
「おかねお かせいて こまてる ひと あげる(お金を稼いで困っている人にあげる)」
というものです。どうしてこのような発想になったのか、ちょっと考えてみました。

目標

(他の目標は見えないように加工しています)

■ お年玉は自由に使わせていても、仕事というお金を手に入れる手段を教えていたから?

 普段はお小遣いではなくて、お年玉を渡し、好きなものにお金を使えるようにしています。でもお年玉は全てSuicaに入れてしまっているので、現金を手に入れる手段として「おかねを かせいで」と書いたのかな、と思います。

 4歳ができる今のお仕事のオプションは、白髪切りかマッサージ。7歳の姉と一緒にこれから仕事を増やしたい!と、在宅勤務中の私たちに対して、在宅版オフィスグリコを検討してくれているようです。

■ 寄付や社会課題に関する絵本を見せたり、親が寄付する姿を見せていたから?

 私が伝えたい金融教育は、お金の流れを意識して、サステナブルなお金の使い方ができるようになること。そのため、寄付や社会課題をテーマにした絵本も読み聞かせしてきました。

 なので、身近ではなくても困っている人が世の中にいることを何となく感じているのかもしれません。寄付に関しては、自分のお金を誰かにあげたくない、自分には買いたいものがある、というスタンスだった次女。一緒に寄付先を選んだことやどこかでの体験が結びついて、段々と気持ちが芽生えたのかもしれません。

◾️ほんの少しずつ伝えると、点と点がつながる

 実際に目標を達成するかどうか分かりません。でも、こんな目標を立てられる社会人もそうそういないのでは?(親目線のバイアスは多分にありますが)

 毎日お金のことを教えている訳でもなく、やっぱりお金を無駄遣いするという失敗もあります。でもちょこちょこ伝えていることがどこかで結びついて自身の発想につながる、ということがあるのだなと感じました。また銀行の役割を教えてあげたので、銀行の前を通るたびに「あ、まだ困ってる人にお金をあげる目標、できてない!」と焦る姿も微笑ましいです。

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たくさんの家庭や子どもたちに届けるため、可愛いイラストを使ったお金の紙芝居、海外事例の翻訳など、さまざまなコンテンツを作っていきたいと考えています!