今回の動画
Sting の曲を借りてきました。
彼の名前に因んで、国際政治にチクリと一刺し。
Russians
歌詞(抜粋)
試訳
訳出にあたり考えたこと
クリスマス前後だと、ファンであることも手伝って、ついついうっかりジョン・レノンのハッピークリスマスを選出しそうになりました。
ただ、「君が望めば戦争は終わる」という優しい警告(忠告)はロシアに通じそうもありません。
ジョンが呼びかけた、リスナーとしての兵士一人ひとりの良心的兵役拒否では、事態収拾に全く間に合わない規模まで拡がって久しいわけで。
他方、この直球で「ロシア人」と銘打った曲に出てくる、モロ冷戦期という単語(例えば、フルシチョフとかレーガンという、米ソ両陣営の指導者の名前)を、ソ連崩壊後のロシアを率いるプーチン大統領や西側指導者らへと置き換えても通用してしまうこと自体を捉えて、両陣営巻き込んだ、人類の恥とか汚点と取り扱うべきじゃないのかなあと。
一応、変形だとはいえ、ロシア正教会はキリスト教の一派なわけでしょう。
博愛主義が侵攻するのかい?っていう。
「かつてそうでした、今はしません」というのが文明国なんでは。
21世紀ですよ今は。
受けて立つウクライナも、クリスチャン世界ですよね(複雑化していて、少数派は居るとしても)。
それを代理戦争よろしく「支援」する諸外国も、クリスチャン世界では?
キリスト教道徳は世界中を仕切っていますよね。なのに制御できないと。
日米同盟で引っ張られているけど、日本は例外的。
兵器や借り入れの保証人までしてあげているけど、イマイチ感謝はされてないかもしれません(汗)。まあ、感謝がないと引き上げる支援ってなんだよとも言えますが…。
80年代の名曲で、2023年の師走に皮肉なアナロジーするのもここまで。
ウクライナ問題も、パレスチナ問題も、一刻も早い解決を望みます。
ご参考
政府が配っているものです。
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ポリスが非公式解散という形で一旦凍結されたのち、心機一転ソロ活動を始めたスティングが、ジャズアーティストたちと組んで世に出したファーストアルバムとして今も高い人気を誇っています。
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