ニューヨークで食べたクラムチャウダーは絶品でした
今日も私のnoteを読んでくださりありがとうございます。
candy@です。
ニューヨークのグランドセントラル駅の地下にあるレストラン
『オイスターバー』をご存知ですか?
メリル・ストリープとロバート・デニーロ共演の『恋に落ちて』の舞台にもなったマンハッタンの「グランドセントラル駅」の地下にあります。
『恋に落ちての』ロバート・デニーロとメリル・・ストリープ
夫は若い時のメリル・ストリープが大好きでこの映画もお気に入りです。
彼女が着ている水色の花柄があしらわれたこの服によく似た洋服を買ってくれたこともありました。
若き日のロバート・デニーロとメリル・ストリープ
二人ともとってもお洒落ですね!
ニューヨーク、マンハッタンのグランドセントラル駅
そのグランドセントラル駅の地下にある有名なシーフードレストランになります。地下とは思えない豪華な作りのレストラン。
私が初めてニューヨークを訪れたのは30年以上前のまだ独身だった頃
同じ会社の同期とその友人達と私を含めた4人での旅でした。
友達の友達がニューヨークで語学留学していて案内してくれるからと私も便乗させてもらった旅でした。(友達の友達は皆な友達の精神です)
急に行くことが決まったので同じ部署の上司には少し嫌味を言われた記憶がありますが、そんな言葉には動じません。
仕事を片付けて段取りはしっかりとつけて全て終わらせ、1週間の休暇を取って
『すみません、行ってきま〜す!』
年が明けてすぐの1月はお正月料金とは全然違う格安で行くことができたのです。
私にとっての初めてのニューヨークはそれは刺激的で楽しかったのですが、同時に1月はとても厳しい真冬の寒さでした。
帽子や耳当て、手袋、完全防備のダウンジャケット姿でも
夜に街を歩いている時に寒さで頭がキンキンしてきて意識が遠くなりそうな経験は生まれて初めてでした。
留学中の友人が時々 合流してくれてはマンハッタンやブルックリンのガイドブックに載っていない穴場のお店にも連れて行ってくれました。
興味があったので現地のヨガスクールにも潜入したりディスコにも。
旅行も中盤に差しかかった頃、グランドセントラル駅へ立ち寄った時にシーフードレストランの オイスターバーに行こうということになったのですが
実は私は牡蠣が食べれなかったんです。
生牡蠣を食べて食中毒になるまでは牡蠣は好物の一つでした。
私の両親は広島出身なのです。それで毎年、親戚の叔母が旬の牡蠣を大阪の実家にクール宅急便で送ってくれていました。
ある年、生牡蠣を食べた両親と私は酷い食中毒に罹りました。
(その年は広島の牡蠣で食中毒になった人が多かったと後から知ることに)
高熱、嘔吐、吐き気と全身の痛みで病院で3人並んで点滴してもらう羽目にまで
家族のなかで牡蠣が嫌いで食べなかった弟だけが唯一無事だったので
弟が車で病院に連れて行ってくれました(もしその時に弟が家にいなければ救急車を呼ばなくてはいけないくらいで運転できる状態ではなかったのです)
車中では両親と私の3人は半死の状態でした。
その牡蠣食中毒事件からは牡蠣に対してトラウマになり、私は2度と牡蠣は食べなくなっていました。
ニューヨークの旅はその食中毒事件からまだ 2、3年しか経っていなかったのです。
そこへきて生牡蠣が人気で売りのオイスターバーです。
友達はもちろん生牡蠣を食べる気満々でした。
私はすごく迷いました。
「外国でもし牡蠣にあたるような事態になると大変だ」
「でも有名なレストランで食中毒なんてことが起こるはずがない」
「せっかくニューヨークまできたのだからお土産話にでも食べてみたい」
「でもあの時の苦しさを再び経験するなんて想像もしたくない」
頭の中でグルグル考えが廻ります。
結局、どうしたと思いますか?
やっぱり外国での旅先でリスクを負う勇気はありませんでした。
私は生牡蠣をあきらめて
生まれて初めてクラムチャウダーを食べたのです。
そのクラムチャウダーが美味しかったのなんのって
寒い外を歩いた後の温かいクラムチャウダーは心も体も温めてくれて
その上コクがあってシーフードのエキスたっぷりで
驚くほどの美味しさでした。
私があまりにも絶賛するので他の友達もクラムチャウダーを注文して食べたくらいでした。
生牡蠣を食べなかったのは少し残念でしたが
おかげで生まれて初めての”クラムチャウダー”はニューヨークのオイスターバーだと自慢できました。
その後もニューヨークは家族と2度訪れています。
ニューヨークは大好きな街で、できることならしばらく住んでみたい
今は無理ですがそのうちまた訪れてクラムチャウダーを食べたいな〜
最近ではカキフライやお鍋にすると私も食べれるようになりました。
それに夫は牡蠣が好きなんです。(夫にも生牡蠣はNGです、加熱すればOK)
私は今でも生牡蠣は絶対に口にしません。
これからも一生、死ぬまでこれは変わらないと思います。
皆様もくれぐれも食中毒にはお気をつけください。(自戒の念も込めています)
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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