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博士の世界史ミュージアム

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#翻訳

『ラ・ロドモンタード』第4幕

[中略:第1幕はロドモンテは登場せずルッジェーロとブラダマンテの愛の遍歴が語られる。最初に…

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西川秀和
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『マンドリカルド原典集成』挿絵出典&参考文献

挿絵出典 Orlando Innamorato (1539) Gerhard Mercator, “Tartaria”(1623) Roland Furieux …

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西川秀和
3年前
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『マンドリカルド原典集成』編訳者による総説

本書はヨーロッパ各国の古典を渉猟してマンドリカルドが登場する場面を抜粋して翻訳した原典集…

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西川秀和
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そのほかの登場作品

本編で紹介した作品以外にもマンドリカルドの登場する作品は存在する。ただマンドリカルドの登…

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西川秀和
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ベルニ『恋するオルランド』3部第8歌

あらすじ パリをめぐる攻防が幕を開ける。アグラマンテの軍勢とシャルルマーニュの軍勢が激闘…

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西川秀和
3年前
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ベルニ『恋するオルランド』3部第7歌

あらすじ ブラディマルテがマンドリカルド、グラダッソ、ルッジェーロと遭遇して笑いの川の探…

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西川秀和
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ベルニ『恋するオルランド』3部第6歌

あらすじ 相思相愛になったルッジェーロとブラダマンテは、奇襲してきたサラセン人たちと戦う。ブラダマンテは逃げる敵を単騎で追うが、激しい追跡に耐えきれなくなった馬が倒れて負傷する。残るサラセン人たちを討ち果たしたルッジェーロは恋人の捜索に向かう。その途中、ルッジェーロはマンドリカルドとグラダッソに出会う。2人はルッジェーロに協力を申し出る。しかし、ルッジェーロの盾にトロイの紋章があしらわれていることに気づいたマンドリカルドは激怒する。ヘクトールの武具を手に入れた自分以外の者が

¥100

『ロドモンテの嫉妬』第三幕

[中略:ベラルド、リスダノ、メリソの3人の村人は滞在中のマンドリカルドとドラリーチェのため…

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西川秀和
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『ロドモンテの嫉妬』解説

原題はCelos de Rodamonteである。原文はスペイン語。作者は16世紀から17世紀にかけて活躍した…

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西川秀和
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『ロドモンテの嫉妬』第ニ幕

[中略:ドラリーチェが召使いのボアセンとアルダインともにグラナダからフランスに到着する。…

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西川秀和
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『ロラン夫人回顧録』第二部④

修道院の友人たちがどうなったのか見ることにしよう。私のアガートは心の込もった手紙を時々書…

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西川秀和
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XI 焚き火(続)

X 焚き火(続)から続く ヴェルディエ未亡人はマチュラン親方の叫びを聞いて駆け寄った。 彼…

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西川秀和
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X 焚き火(続)

IX 焚き火(続)から続く 臆病であることは愛における本質であると私は言った。恋する心は最も…

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西川秀和
3年前
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IX 焚き火(続)

VIII ヴェルサイユ、サン-ルイ広場の焚き火から続く 5年前からマチュラン親方の親戚の女が家に住んでいた。 その女の名前はエリザベート・ヴェルディエだった。彼女の夫は大きな厩舎の厩番であり、彼女は宮廷のリネン室で働いていた。 夫が亡くなり、未亡人は目が悪かったためにささやかな仕事を辞めざるを得なかった。 この女の境遇を聞いて心を痛めた国王の叔母たちは200リーヴルの年金を与えた。しかし、エリザベート・ヴェルディエには娘がいて、2人が食べていくにはその年金では足りなか

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