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『ラ・ロドモンタード』第4幕

[中略:第1幕はロドモンテは登場せずルッジェーロとブラダマンテの愛の遍歴が語られる。最初にシャルルマーニュが登場して、ブラダマンテを打ち破ったビザンツ皇帝の息子のレオーネとブラダマンテの結婚を宣告する。ブラダマンテの父エイモンは結婚に同意する。オルランドが割って入って、ルッジェーロとブラダマンテの間ですでに婚約が成立していると述べる。エイモンがそれに難色を示すと、自分の利益のために娘をレオーネと結婚させようとしていると非難される。パラディンたちはルッジェーロの味方に回る。エイモンは娘の結婚相手を決める権利は父親にあると譲らない。その一方、シャルルマーニュは、自分を打ち破った相手と結婚するというブラダマンテの誓いを一同に思い出させる。レオーネが登場して、ルッジェーロがレオーネになり代わってブラダマンテを打ち破ったことを明かす。こうして結婚をめぐる問題が解決され、ルッジェーロとブラダマンテ、レオーネとドラリーチェの2組の結婚式が催されることになる。第2幕ではロドモンテが登場する。ロドモンテはブラダマンテに打ち破られた恨みを晴らしてキリスト教に改宗したルッジェーロを罰しようと2人の結婚式に乱入する。パラディンたちが次々に助けに入ろうとするが、ルッジェーロは自ら戦おうと準備を進める。第3幕ではブラダマンテが見守る中、ルッジェーロとロドモンテの決闘が始まる。ルッジェーロがロドモンテに勝利する。ロドモンテは死して冥界に下る。ロドモンテは冥界の川の渡守のカローンを脅して冥界の主プルートーンのもとへ送る。それはプルートーンから冥界を奪い取ろうとするロドモンテの画策であった。第4幕ではプルートーンとその妻プロセルピナが冥界を守るためにグラダッソ、マンドリカルド、アグラマンテの3人の亡霊を呼び出す。3人はそれぞれ生前の武勇について語る]

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