私は、渋谷をまだ知らない
転職先の職場が渋谷にあり、2駅ルールに則って家賃補助が出るため、迷わず渋谷に引っ越した。
新居は渋谷からほど近く、ランドマークである渋谷スクランブルスクエアから徒歩10分弱くらいだ。(どこいってもスクランブルスクエアを見たら安心するくらいには目立つ)
私は、東京に上京してから1年半は月島(もんじゃの街)に住んでいたので、休日に渋谷に来る機会は多くなかった。だって、渋谷に来ずとも生活は完結するので、、。
会社の先輩に「渋谷に引っ越します」と伝えた時は「渋谷にいなさそうな人種よね」と言われたが、「渋谷は若いうちにしか住めないからちょうどいいんじゃなぁい」とも言われた。
そして、昨日渋谷に引っ越した。
前の家があった月島からは電車であれば30分くらいであるが、通勤時間を無駄にしたくないので会社の近くに住むことを選んだ。
引越しあるあるだと思うが、自分が引っ越した街を散歩することは大変面白い。
どこに何があるのか、どの道とどの道が交わっているのか、ひたすら自分の記憶を更新していく。さながら旅行で訪れた海外の都市を冒険するかのような感じだ。
渋谷2日目の23時。
ダンボール20箱分にもなった荷物を完璧に整理整頓し切った後、渋谷をかっぽした。渋谷の夜は全然明るくて、人も多く歩いていて、けっこう怖かった。
この街でちゃんと生きていけるのかなぁと考えながら、それでも心を強く持たなきゃと自分に言い聞かせていた。
外国人も多く歩いているし、
23時でも相変わらずネオンが眩しくて、
ヒップホップも流れていて、
若者らしき集団といくつもすれ違う。
そして、東京ラーメン百名店のお店、好きな作家の行きつけのバー、柔らかいお肉が食べれるところとか、東京らしさがつまっている。
そのことにワクワクしながら、ちょっと不安でドキドキしていたりもする。だって、「The 東京」って田舎民からすると畏怖の対象だからね、、。
話はそれるが、
友人に言わせると、私の強みは感情と論理のバランスの良さらしい。
前回の投稿で転職のことを書いたが、それを読んだ友人からそのようなことを言って貰えた。ロジックは後天的に身につけようと努力した部分であるし、感情と論理を組み合わせることを意識しているので、とても嬉しかった。
例えば「新居探し」という点を切り取ってみても、「この物件なんかいいな」の「なんか」を私は深堀るのが好きだ。
なぜなら、そこには自分が譲れない条件があるはずだからだ。もちろん、20代前半の若者にとって、すべての条件を満たす物件はほぼ見つからないから優先順位をつけながら物件を探す必要はある。
そして、私の場合、SUUMOを見ながら「この物件いいなぁ」と感じた物件と、条件を整理して点数をつけて整理した上で選んだ物件が、同じ、になりやすい。
結果として一致するのは「直感的に好きな物件」で「論理的によい物件」であるわけなので、決断が容易にできる。
だから、直感を言語化し、直感をロジックで説明するのは楽しい。
直感についてもう少し例を挙げると、
ソフトバンクの孫さんは「10秒考えて選んだものと1時間かけて考えたものの結果は90パーセント一緒」みたいなことを言っていた。だから著書にも「10秒以上考えても仕方ない」と書かれていた気がする。
楽天の三木谷さんは、10秒で決断を出すレベルの充分条件として、仕事の全体像を掴めるまでが一つの基準であると言っていた。
確かに、直感は経験に基づく判断であるため経験が豊富になれば直感は冴えると思う。
(私の場合、家探しは4回目なので、確かに経験値がものを言う。。)
ただ、判断の軸として自分の経験があるだろうが、一般人からしたら自分の経験だけではなく先日の知恵を借りることも重要だ。
かのビスマルクも「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」と残している。
知恵を借りるとは、本を読むのもそうだし、
新居探しであれば他の人の判断軸や、新居探しで後悔したことをGoogle先生に聞いておくなどがあるだろう。
まとめると、
感情と論理を繋ぐことや、先人の知恵を借りて巨人の肩に乗ることも含めて、自分は好きな事だなぁと思う。
そして話はそれたが、「直感的に好きな物件」で「論理的によい物件」を私は選べているので、この場所で頑張っていきたいと思う。
最近、菅田将暉×Creepy Nutsの「サントラ」をよく聞いているのだけれども、とても勇気を貰えるのでよかったらぜひ。
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