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初めて育休から復職するママさんへ

いよいよ育休復職に向けた準備が大詰めを迎えようとしているのではないでしょうか。たくさんの手書き書類提出、お疲れさまです。服、持ち物すべての名前書きもめちゃくちゃたくさん。

過去、自分の当たり前を崩せなかった自分への反省を込めて、育休から復職するママさんとその家族にとって役立つかもしれない情報を書いてみたいと思います。思い込み、当たり前を見直す記事です。

緊急連絡先

まず、各所への提出書類に何度も書かされる緊急連絡先の電話番号。たいてい①〜⑤まで書く欄があります。①が優先順位第一位。

連絡先①は自分になっていませんか? 今さらですが連絡先①は自分じゃなくてもよかったな〜と思います。「迎えに行くのが私だから連絡先①も私だろう」という思い込み。

個人差はあるものの、子が0〜3歳ぐらいは保育園での急な発熱や嘔吐、ケガなどで呼び出しがあります。「どうせ自分が迎えに行くことになる」と思って、私は自分をずーっと連絡先①にしてました。自分だけが何百回と電話を受けたとしても、夫には電話を受けたときの苦労がまったく伝わりません。

誰かをわざわざ苦労させたいということではなくて、どちらかといえば見えないものを共有したかった感じ。自分の苦労を誰にもわかってもらえない徒労感みたいなものがミルフィーユのように積み重なり、最後はフォークでぐちゃっとなってしまいます。子どもファーストの生活ってなんなんだ…我慢しかないじゃないか、と思えるほどに。

電話を受ければ当たり前のように仕事の調整をつけ、怖い上司に頭を下げ、急いで電車と車で迎えに行って。子どもと職場と保育園と小児科の先生、全員に謝りながら生活していた自分の選択は果たして正解だったのだろうか?と思わざるをえません。

卒園して数年経ってしまいましたが、子の緊急連絡先を書く時は基本的に夫の会社の携帯番号にしています。

慣らし保育で自分の時間を手に入れる

保育園に預けた後も「泣いていたけど大丈夫かな・・」と心配になったり、罪悪感を抱いてしまったりすることがあると思います。いかに自分の頭の中が子どもでいっぱいになっているのかという。

自分の両親、職場の人たち、はたまた配偶者から「預けてまで働きたいの?」と言われるケースもあるようです。

「預けてまで働きたいのか」という問いに関して、私の場合は「このまま一人で育児したら気が狂う。自分が働きたいから働くんだ。」という明確な答えがありました。自分のことは自分で決める、です。判断を他人に委ねてあとから後悔することほど辛いものはありません。

「子どもが大きくなった頃に果たして自分に何が残るのだろうか」「子どもが小さなときに働かなかったのは、あなたが選んだ道だったんだよ」と言われた時にどう感じるだろうか。いろいろ考えますよね。当事者でなければ考えられないことだと思います。

慣らし保育で一人になれる時間はあっという間ですが、自分が復帰するまでのボーナスタイムだと思っていいんじゃないでしょうか。個人差・環境差はあれど、子どもの適応力と学習能力はすごいです。

おむつの名入れはスタンプで

保育士さんがスムーズにクラス全員のおむつ交換をするためにも、おむつへの名前書きのルールは守らなければなりません。保育士さんは四六時中、子どもたちのトイレの面倒を見ているので、「この子のおむつはどれ?」と手間取らせてはいけない。

名前書きについて、何も知らなかった時はネームペンで手書きしていました。スタンプの便利さに気づいたらもう手放せません。安いものです。

@pyori_ismart

このおむつの名入れ方法は保育園の説明会で保育士さんに教えてもらいました🙌園によって指定が異なるようなので確認してみてくださいー!!これが噂の...おむつ名入れ😇大変だけどこれなら時短できそう!#入園 #入園準備 #入園グッズ

♬ 可愛い君が愛おしい - sui

私が使っていたのは持ち手が木のタイプのもの。スタンプ台は別で購入しました。

地図記入で消耗しない

我が地域には、提出書類の中に地図を手書きするという謎の紙があります。昔から受け継がれている「様式5」みたいな紙なのでなかなか変えられないのでしょう。「地図は手書きでなければ」という思い込み。

自宅にプリンタがあるなら、地図をうまく印刷して貼ってしまいましょう。もちろん剥がれないように。

ルールがある理由

保育園では「こんなことまで!?」という驚きのルールにたくさん出会うと思います。しばらくしてわかったのは「できない人がたくさんいるからこんなにたくさんルールがあるんだ」「クレームが多いからこんなルールが作られたんだ」ってことです。

見回してみてください。保育園送迎の駐車ひとつとっても、ルール違反する保護者は大勢います。

子の食べ残しを食べないで

自分の感染症対策です。

子どもがちょっと残したパン、牛乳など「もったいない」と言って自分の口に運んだら、子どもから思わぬ感染症をもらってしまったというケースはあり得ます。子どもだけ先に治り、疲れのたまっている親だけがなかなか治らないことも…。

子どもの食べ残し、心を鬼にして廃棄しましょう。

絵本を読む時間

絵本の読み聞かせ、時間があればやったほうがいいでしょう。が、できない日もあって良いと思います。子と向き合うのは絵本でなくてもいい。

「やらねばならない」という思い込みが後々自らの首をしめることがあるので気をつけたい。色々な働き方や家庭の事情があるので、全く家で子どもと向き合えないような方もみえることでしょう。

子どもは絵本を読んでもらうことが好きというか、自分と向き合ってくれる人がいることで充実感と安心感を得るようです。子の言葉を優しくおうむ返しするだけでも「聞いてもらった」と思ってもらえます。

忙しいとついつい子どもへの声かけがきつくなってしまうことも。自分や子どもの笑顔が減ってきた、自分の感情をコントロールできないことが増えてきたら、睡眠をはじめとした生活リズム、あるいは働き方そのものを見直す必要があるかもしれません。

言葉による脅かし、子どもの自尊心を傷つけるような言動は虐待にあたる可能性があります。ぜひ心に留めておきましょう。

くれぐれも家族との会話は大切に(家事ばかりで会話をおろそかにしていた反省を込めて)。

10年ぶりに2個目のクレイツ ホットカーラーを購入したので、最後におすすめしておきます↓


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fm23🍏
読んで下さりありがとうございます。読みやすいコラムを目指します。

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