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■20世紀のデュポンは日本から!社員は自分の給料を自分で決めるバイオベンチャー・スパイバーの挑戦


2週間前。
9/15のCR-SIS授業の備忘録。

講師は山形県からZoomで
化学ベンチャー・スパイバー
取締役兼執行役:菅原潤一さん。

米倉誠一郎教授が
「20世紀のデュポン」と絶賛する
慶応SFC発の学生ベンチャーだそうです。

***************
・2004~慶応SFC
冨田勝教授 生命科学
学生がプロジェクトを立ち上げる
・創業2007年
・ゼミの飲み会で「蜘蛛の糸」強さ・軽量の話題に
・大量生産できないか
・微生物で作らせる
・ナットウ菌で実験
・現在社員230名 資本金300億円
・小島プレス工業
もとトヨタ自動車社長の渡辺 捷昭さんがメンター
・関山和秀社長
「同じことを思う人はいる。
人がまだ早いというタイミングでリスクをとってやるべき」
・正解はない。未来は誰にもわからない
・人と違うことを勇気をもって最後までやり抜く
・たんぱく質
・2019-2021にタイ工場
・慶応のアルムナイネットワークの支援
・想像力より、観察力+継続性
・共通一次試験を受験せず、慶応内部進学組
・「宇宙って何だろう?」
答えがないなら、人生を楽しむ
・自然をコントロールするのではなく、
自然から学ぶ
・自分の給料は自分で決める
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話を聴きながら、
技術にハマり探究していく研究者魂に感動しました。

何かひとつ、一心不乱に
打ち込めるものがある人生は素晴らしいですね。

当日の受講生からも質問が出たのですが
「休みなく仕事ばかりでつらくないですか?」
「残業が続くと大変ですよね?」
「何か息抜きはあるのですか?」
という質問が、ワーカワリックな人に対して必ずでます。

でも、たいていがこうした質問は愚問です。

ベンチャー経営者やクレイジーエンジニアなどは
仕事が楽しくて楽しくて仕方がないわけですから、
休みも息抜きも生物としてとるべき休息以外は要らないのです。

僕も、コロナ禍が深刻化した3月から今まで
全く休んでいません。寝ていても、風呂に入っていても
ご飯を食べていても、ずっと経営のことを考え続けています。

が、自分でやりたくてやっているので、
まったく休日がないことや残業が
つらいと思ったことはありません。

もちろん、コロナ禍の中での経営は
気持ちが圧し潰されそうになることばかりですが、
それも自分が決めた道なので、何の不満もありません。

仲間たちと戦うのみです。

これとて、働きがいです。

アラフィフなので、さすがに半徹すると、
次の日は体には疲労は溜まりますが(^^|)。

心は疲れていません。

スパイバーについて、僕の専門分野として
興味深かったのは、
自分の給料は自分で決める、というユニークな給与体系。

開発・製造よりも、研究型の企業であるため、
短期的な成果がわからない仕事ばかり。

だからこそ、自分で決めた給料で
気持ちよく働くということなのでしょうが、
一般的な企業の感覚からはぶっ飛んでいて
感心しました。

半世紀前のホンダやソニーって
こんな感じだったのでは?と思いいたり、
ワクワクしました。

日本の若者もまだまだ可能性に満ち溢れています。

すべては、日本の上司を元気にするために。

「前川孝雄のはたらく論」
https://ameblo.jp/feelworks-maekawa/entry-12626962689.html

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