■「人生は"三段ロケットの法則"で自ら変革させよ」 故・牧野昇先生に学んだ激動コロナ禍を生きる知恵
僕たちは、人生で経験したことのない
戦禍、大恐慌に通じるコロナ禍時代を
どう生き働けばよいのだろうか。
もはや、自分の人生経験で得た知恵だけでは
太刀打ちできない。
歴史に学び、賢人の人生に学ぶべし。
雑誌編集長時代にインタビューし、感銘を受けた
賢人のメッセージシリーズ。
三人目にご紹介するのは、故・牧野昇先生です。
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・「定年まで頑張る」という人間に対して、
会社側は「それはむずかしくなったから早期に辞めてくれ」
といいはじめた
・これまでのサラリーマン人生は
二段ロケットだった。大学を出て会社に入る。
ここで一段目のロケットを切り離す。
そして今度は定年になって二段目のロケットを切り離して
リタイアし、あとは年金をもらって暮らす
・終身雇用が崩れたこれからは、
二段ロケット方式では非情にむずかしくなってくるだろう。
私としては、少なくとも三段ロケット方式
というものを考えなければいけないだろうと思っている。
・私などは五回も会社を替わっているから、
さしすせめ五段ロケットというところだろう
・私が四〇代の人間にコメントしたいのは、
これからはもう自分で次の道を
選択していかなければならない
ということである
・自分で「参加」し、「完遂」し、「創造」し、「反応」を得ること
-それが人にとっての生きがいなのである
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1921年1月18日 - 2007年3月2日の86年の人生。
僕がお話を伺ったのは、
80歳ごろのことかと記憶しています。
当時はエコノミストの重鎮で
絶大な影響力をお持ちでしたから、
お会いするのにとても緊張していました。
ところが、いざ名刺交換すると
すべてを包み込むような笑顔で
孫世代の僕に、人生訓を教えてくださいました。
一気にファンになったものです。
驚くのは、すでに25年前から
終身雇用は終わったので、サラリーマン
特にミドルは自律しなさい、ということを仰っていること。
また、三段ロケットのように
新しいキャリアに挑戦していくことを
奨励されていることです。
なかなか変われなかった会社と会社員ですが、
これまでの常識がコロナ禍で一変。
10年かかる変化が3カ月で起こっています。
さすがに牧野先生が助言してくれた
変革を遂げないといけません。
すべては、日本の上司を元気にするために。
「前川孝雄のはたらく論」
https://ameblo.jp/feelworks-maekawa/entry-12601587562.html
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