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■本気で過去の延長線上の思考から決別すべき『未来の年表 業界大変化』 





『未来の年表 業界大変化』を読みました。





僕の専門である人材育成においても、
これまで高度成長期にできた会社・人事の仕組みを
変えなくてはいけないと常々感じています。



この本を読んで感じたのは
すべての業界・仕事において同様だということ。



著者の河合雅司さんは
「戦略的に縮む」ことを推奨されています。



人材育成においては、
すべての人たちが高付加価値な仕事ができるプロになる
ことがとても重要であると再確認できました。



また政治・行政においては、
日本を全国一律に捉えるのではなく、
アメリカやヨーロッパのように、もっと地方に権限を渡し、
特色ある地方が沢山生まれることが必要だと感じました。



そのなかで魅力のない地方は衰退していくのかもしれませんが、
結果として、それが河合さんの提案する
多極分散ではなく多極集中につながるようにも思います。



人口ボーナス期から人口オーナス期への変化は
もう10年以上叫ばれていますが、働く一人ひとりが
本気で過去の延長線上の思考から決別しなければいけませんね。

すべては、日本の上司を元気にするために。

※備忘録は
「前川孝雄のはたらく論」


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