見出し画像

『 XXII ナイトメア』/ 詩

-XXII-
202408252003


ここには何もない。
真っ白な空間。
周りを見渡せば
一歳何も見えない。


「虚無」


しかし何故か道はあるようで
私は歩いている。
コンパスも無ければ
日光も無い。


樹氷のような
待雪草(スノードロップ)が一面咲き誇り
歩く道を私に示してくれる

気がする。


そんな空間。
ただ歩くのみ。
ただ歩くのみ。
ただ歩くのみです。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集