新にんにくは今が旬!純白の柔らかにんにくをぜひ食べてもらいたい
旬の5月から6月の初めにかけては、1年間待ちに待ったにんにくの収穫!
昨年の9月に植え付けて、約9か月の間、畑の中でじっくりと栄養分を蓄えたにんにくがいよいよ円熟の時を迎えるのが、このうちの2週間。
にんにくを襲う病気との闘い
ところが、農薬を使わないファットリア神楽では、収穫を間近に控えたゴールデンウィーク前後、気温が上がり、雨が降ると襲ってくる、さび病との闘いが始まります。
闘いといっても、一方的にやられるだけですが。。
葉っぱに小さなさびのような赤い斑点が現れ、それに気づいて周辺の株を引き抜くものの、症状の出ない潜伏期間が長いため、すでに感染は広がっていて、次々と赤いさび状の斑点が広がって枯れていく。
これを防ぐには気温が上がって、雨が降る前に、農薬での消毒がかかせない。
しかし、今までの9か月を棒にふってもいいという覚悟で、農薬を使わないと決めているファットリア神楽では、「今年もやってきたんだね。」という悟りの境地(泣笑)
毎年これで、何割かのにんにくが病いに斃(たお)れます。
病気と言っても見た目が少し落ちる程度なので、引き抜いたにんにくは自宅消費用に回ります。こうして、旬より少し早めに、ファットリア神楽ではにんにく三昧の生活が始まります。
普通、にんにくって野菜というより、調味料の一種のような扱いなので、三昧っていうほど食べないよ。っていうご家庭が多いでしょうが、この時期のにんにくだけは少し違います。
ひとことでいえば、香り高いお芋さん。
とにかく柔らかく、香りもきつくない。そして、皮もむきやすい。
手で持った感じも柔らかくしっとりと潤いがあります。
ファットリア神楽開業以来初の病気被害ゼロ
そんな無農薬での栽培が極端に難しいにんにくですが、今年は雨が少なく、降ったとしても翌日にはカラっと晴れる日が多かったので、さび病の被害は全くなく、まるまると太った大型のにんにくが大量に取れました。
無農薬・化学肥料なしでこれだけ質のいいにんにくが取れたのは、ファットリア神楽開業以来初です。といっても、開業はほんの7年前ですが。
とにかく、今年のにんにくは、堂々とオススメできます。
ぜひ、店頭で見かけたら、お買い求めください。
ここ数日で出荷する分までは、乾燥なしの柔らかにんにく。
6月中旬以降は、一般的な乾燥にんにくとして出荷します。
ファットリア神楽の新にんにくを買えるお店
新鮮市場マルエイ西葛西店
ファットリア神楽のにんにくを最も多く扱っていただいているお店です。
出荷するとほぼ数日で完売するため、できるだけ、切らさないように頑張って出荷いたします。
おなかすいたファーム ユニモちはら台店
こちらのお店もできる限り切らさないように出荷させていただいています。
新にんにくを使ったお料理
外の皮だけむいて、アルミホイルにつつんで20分程度オーブンで焼いて、ほくほくのホイル焼きがおすすめです。
時短ですぐにビールのつまみが欲しいという方は、皮をむいて、ホイルに包んで焼けば、半分くらいの時間(9~10分)で、こんがり焦げ目の入った半透明のほくほくにんにくが完成します。うちは、たいていこの方法。
他にも、新にんにくを使ったお料理、ヱスビー食品さんのnoteや他のクリエイターさんの記事にも掲載されていたので紹介しておきます。
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