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理学療法士

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記事一覧

"スペシャリスト"か"ジェネラリスト"か

"スペシャリスト"か"ジェネラリスト"か

私が今勤めている病院はジェネラリストの育成に力を入れています。
病院内部でもスペシャリストを育成するべきだという声もあるそうです。
どちらが正解かはわかりません。
ですが、私はスペシャリストの育成の方が重要だと考えています。
理学療法士8年目の戯言ですが、最後まで読んでいただけると幸いです。

なぜスペシャリストが重要なのか?いくつか理由があります。
・好きな分野だからとことん突き詰められる
・多

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息子の観察力と感情理解

息子の観察力と感情理解

日常のとある一幕家族でテレビのニュースを見ていた時の話。
内容は甲子園の地方予選で長崎県は創成館高校の出場が決まった話でした。
そのニュースの中で、地方大会を優勝した生徒が両親にその報告をしていました。
嬉し泣きしている生徒がテレビに映し出されたとき、息子が急にこんな一言を発しました。

嬉しかっちゃろうね

長崎弁で"嬉しいんだろうね"という意味です。
泣いている=悲しいとか痛いとかではなく、ま

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業務効率化の重要性とAIの活用

業務効率化の重要性とAIの活用

リハビリ職の課題と業務効率化の必要性業務効率化はどの企業においても永遠の課題です。
リハビリ職の場合、基本的に患者さんと1対1での対応が求められ、介護職と同様に診療報酬が変わらない限り収益性は大きく変わりません。
そのため、患者さんへのリハビリ時間を増やすことで、より多くの患者さんを支援することが重要です。

業務効率化のアプローチ1. ルーティーン業務の効率化

毎日のルーティーン業務を効率化す

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いつ次のステップへ?【好きなことで生きていく】week13

いつ次のステップへ?【好きなことで生きていく】week13

今週のイベント・動画制作案件
・理学療法士業務

今週は特に大きなイベントはありませんでした。
なので、タイトルにもあるように今後の展望について考えたことをまとめていければと思います。

理想の流れ

今継続でもらっている案件を5日で納品できたら次の案件も考えていこうと思います。
ここでリハビリの考え方が出てくるのですが、過負荷の法則というものがあります。

過負荷の法則

筋トレと同様に何にでも

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現役理学療法士の大学生活から就職にかけての話

現役理学療法士の大学生活から就職にかけての話

今回は以前投稿したこの記事の続きになります。
この記事では私が理学療法士という仕事に出会ったきっかけを書いています。

大学病院で3年間、公立病院で3年半勤務をして、現在は別の病院で働いています。
今回は理学療法学科に入学してから今日に至るまでの道のりと、その途中で直面した現実についてお話ししたいと思います。

大学生活の始まり

私は50人ほどの学生と一緒に理学療法学科に入学しました。
多くのク

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理学療法士になったきっかけ

理学療法士になったきっかけ

今回は私が理学療法士を目指すことになった理由を書いていこうと思います。
仕事を決めるとき、人生のある経験が元になることもあると思います。
私の場合、それは高校生時代にまで遡ります。

高校時代

私は高校生の頃、サッカー部に所属していました。
小学2年生からはじめて大学に入るまで続けていました。
しかし、スポーツをしていると避けられないのが怪我です。
私も例外ではなく、度重なる怪我に悩まされること

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理学療法士として3病院を経験した感想

理学療法士として3病院を経験した感想

この転職で私は3つ目の病院を経験することになりました。
1つ目が大学病院、2つ目が公立病院、そして今回は民間の病院です。
いずれも急性期の総合病院でその3つを経験して感じたことを書いていこうと思います。
就職先で悩んでいる方や、転職をどうしようか考えている方の参考になれば嬉しいです。

大学病院まずは初就職となった大学病院から。
その特徴は下記の通り。
・研究
・特徴的な患者層
・患者数

研究

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公務員からニートになる

公務員からニートになる

今の職場の上司によく聞かれること
"次の就職先とか決まってるの?"
全く決まっていない。というか決めていない。
12月に退職してニートして、やりたいことをやる予定。
日本一周とかやってみたいし、その県の魅力を体験してみたい。
そして、それを映像に残したりしたら楽しいだろうなって思う。
Youtuberの大川優介さんが3年前にやっていてすごくすごく羨ましかった。
日本全国は無理でも、せめて三重県から

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理学療法士という仕事が私には向いていないと思う理由

理学療法士という仕事が私には向いていないと思う理由

私は理学療法士に向いていないと思う。
患者の意思を尊重しすぎてしまうからだ。

目の前の患者が何をしたいか、何ができるようになりたいか。
生活の質(以下QOL)向上させるために何をすべきか。
リハビリの根本は"ADLをあげる"ことではなく、”QOLを向上させる”ことにある。

リハビリ拒否

よく遭遇するリハビリ拒否。
"えらいから"、"点滴があるから"など理由は様々。
病院に入院してリハビリの処

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