酔いどれ口上
ほんとね
長々と酒酔いの
ボトル空けるまで
酔いに酔いて
酔い潰れるまで
眠りそう
叩くキーボード
キーを何度と
打刻する
よろよろ
よろよろ
効果音か
回る回る現世
眠りて眠りて
欠伸して
進まぬこの身の
深酒て
忘るはこの世
あの世かな
もうここらで
眠る道
探す探さぬ
わからぬ悩み
ゆらりゆらりと
眠気が高まる
私は貴女が
貴方が向けば
もうよしとして
貴女のすべて
すべてが
すべてが
私は男
欲深い男
貴女が欲しくて
欲しくて
欲しくて
身も心も
欲しくて
欲しくて
すれ違い
すれ違い
深酒て
深酒て
つまりは何も
何も告げずに
時ばかり要して
死ぬのは嫌だ
貴女が欲しい
貴女が欲しい
この上なく
軽く微笑む
貴女が
貴女が
貴女のその
小さな体が
貴女が顰める
その顔を
私に向けないでくれ
向けないでくれ
そんな顔で
私を見ないでくれ
そんな顔で
そんな顔で
貴女のその
小さな体が
貴女のその
小さな体を
私は私は
好いている
ああ覚めて
覚めて貴女の
目を見つめ
微笑む貴女を
貴女を
この
この懐に
懐にと
思うばかりで
まもりたいんだ
まもりたいんだ
ただ貴女を
貴女を
貴女を
本当は一夜と言わず
貴女と呑みたい
呑み明かしたい
貴女と
貴女と