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恋/恋愛/片思い/失恋

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#スキしてみて

ただ好きだなあと思えたことが

しばらくの間、恋人がいない。 というか、そういう出来事全てがなかった。 周りはどんどん結婚していく中、出会いという出会いもなくて、だけど充実している部分もはっきりとあって。結婚、しないのかもなあ、なんて思ったり。 そんなふわふわとした毎日。 好きな人ができた。 正確には、あ、好きだなあ、と思える人がいる。 というのが感覚的には近いのかもしれない。 他愛もない話の中でその人のことを話したとき、 「いいじゃん!その人」と言われた。 それまで、いいとか悪いとか好きとか嫌

超恋愛体質の恋愛

私は典型的なのか分からないけれど超がつくほどの恋愛体質。 超恋愛体質に元メンヘラ、すんごいやつである。 今の彼と付き合う前のフリー期間は半年。 個人的には十分長いと思っていたのだけれど、なんだかんだとその半年の期間中も、元彼といろいろあったり、とある人に好かれたり、恋愛系の話は全く絶えていなかった。 まあそんな感じで友人には、あなたほんとに彼氏絶えないよねと言われてしまう始末。 フリー期間だった半年の間に元彼といろいろありすぎて、恋愛感情迷子になっていた時期は、悟りを開

恋にも愛にも、余裕などあってたまるか

今の恋人と出会ったのは、私が酔って幼馴染に「今から遊びたい」と真夜中に電話したことがきっかけだった。なぜ真夜中にそんな連絡をしたかというと、当時の恋人とのことで傷心していたから。 私には保育園の頃からずっと一緒にいる幼馴染がいて、男5人、女3人(私を含む)くらいの割合。みんなそれぞれに個性が強くて、それもそのはず、私たち幼馴染の親もかなり個性が強い。そして家族ぐるみで仲が良い。そこに加えてみな酒豪。 その中でも、特に仲の良い幼馴染が男3人、女1人。みな互いを異性としてみて

メンヘラがヤリ捨てられた男に書いた手紙

あまりにもわたしの元彼が沢山居すぎて(記憶に残ってない人もいる)時系列順に書いてたらいつまでも新鮮な気持ちで書ける最新の元彼まで辿り着けそうにない。。。 マガジンそのうち作ります。 彼氏ごとに作られるマガジン、すごい。 THEクズってかんじ。 でも書いてる人達はどの人も今のわたしを作るために必要だったし付き合ったことを後悔したことはない。 ってことでマガジン作るよって予告はこのくらいにして今日はわたしをヤリ捨てした最新の元カレ(2020.06.12現在)に最後に書い

付き合うのが死ぬほど怖い。

別れたくないから付き合えない。 結婚すると思った人じゃないと付き合えない。 好きという気持ちだけじゃ付き合えない。 これは、わたしが小学生ぐらいから言ってる恋愛に対する価値観。 なんでこのような考えが生まれたのかはわからないし、いまだにそう思っているし、これからもそう思うのかもしれない。軽い気持ちで、好きという気持ちだけで付き合える、そんな恋愛がしてみたかった。 でも、そろそろ現実を見て。これじゃあ、一生、誰とも、付き合えないのでは?と思ってしまった。できることならこの

もう、上書き保存はできないの。

夜10時。自分の部屋。ベットの中。 いきなりかかってきた電話の発信者を見て、心臓が飛び出た。驚きすぎて一度は無視してしまった。 初恋の人だった。 "ごめん出れなかった!なんかあった?" "ごめん話したいなって" あなたはいつも変わらない。話したかったなんてどうせ、思ってもないくせに。でも久しぶりに話してみたら面白いかも、彼氏も好きな人もいないしね。いまは。 "ぜんぜん話せるよー" またかかってきた電話。発信者はやっぱり初恋の人。 覚悟を決めてボタンを押した。

私が『またね』を絶対使うと決めている瞬間

特別な先輩と1日デートしてきた。 「好きな」先輩も「憧れの」先輩もしっくりこなかったので、彼のことは「特別な」先輩と記すことにした。 本当に楽しかった。 最高の一日だった。 私は最後の一日にするつもりだった。 曲がりなりにも片想い歴、約9年目。 合間合間に別の人を好きになって、そのたびに先輩は「憧れ」だと言い聞かせてきた。 彼女のいる先輩にアプローチできるほど自分に勇気はないと思ってた。 だけど、それは間違いで。 ”彼女がいるから”ではなくて、”今の居心地の良い関係を壊

ひまわりみたいな恋愛だった

今日の0時頃失恋した。 どうしても付き合っていた時の記憶を一つでも多く覚えておきたかったからまだ記憶が新しいうちにこの文を書こうと思う。 彼は(以後i君と呼ぶ)初恋の相手だった。これまでも好きな人はいたし、付き合っていた人もいた。でもこんなにもひとりの人間のことを愛し、向き合って、いいところも悪いところも全部ひっくるめて好きになったのは初めてだった。だからこんなにも完全なる失恋をしたのも初めてだった。 i君に一昨日電話して、すでに別れる前触れのような話をしていた。ちょう

人を好きになることと相性の良さは別物

学生時代、ある人を好きになった。片思いのその人を考えてはドキドキし、友達に相談して何とか連絡先を渡した。メールでのやり取りを重ね、デートをすることに。 そして何回目かのデートで告白され付き合った。 よっしゃー!と叫びたいところだが、そんなに私の気持ちは盛り上がらなかった。むしろ付き合う前のほうが好きな気持ちが大きい。あれほど好きだったはずなのに、その人と一緒にいても全くドキドキしないのだ。手をつないでも嬉しくない。とにかく何かが合わない気がした。 あれ?と違和感を感じる

失恋した私が、彼を気になっていた期間に得たもの

今日は1日ベッドで過ごした。夢にも彼は当然の如くズカズカ踏み込んできて、昨日の現実の出来事との境目が分からないくらいにはまだ混乱している。 いわゆる好青年だと思っていた彼が、ただの遊び人だったことに対するショックに関して書こうと思えば何万字でも余裕だが、 そんなことで人生の限られた時間を無駄にしている暇はないので、次に進むべく昨日まで3ヶ月間片思いしていた間に私自身が成長したことを振り返ってみようと思う。 そしてこれまでの何倍も魅力的になって、今回の出来事を糧にもっと良

【好き】という感情に責任を持つということ

「この人私のこと好きかなあ」 異性と一緒にいると、無意識にこう考えてしまっている自分がいることに最近気づいた。 振り返れば、小学生の時から男の子と話している時に相手が楽しそうにしていると、こんな風に考えていた気がする。 でも蓋を開けてみると、別のかわいいクラスメイトのことが好きらしいよと噂で聞き、自分は相手のことを好きでも何でもないくせに、謎にちょっとショックを受ける。こんなことがよくあった。 そして先日、23歳になった今でもこの思考は変わっていないという衝撃的な事実を

追いかけも追われもしなかった恋だから。

先日、恋人と5年半記念日を迎えました。高校生の時からお付き合いを始めたのですが、まさかここまで続くとは思ってもいませんでした。だって、それまで長くても2ヶ月くらいしか続かなかったんだもの。 改めて、「こんなに気が合う人と出会うことができて幸せだなぁ」と。 彼に「記念日おめでとう」と電話で伝えながら、そんなことを考えていました。 さて、そんな長いこと恋愛をしていると「なんでそんなに長続きするの?」と聞かれることがあります。 私は頼られることが大好きな人間でして、人から相談

3万歩を一緒に歩ける関係が良い

私には、お付き合いして5年ちょっと経つ恋人がいます。控えめに言って最高なパートナーだと思っています。(今のところ) 私の恋人はこんな人相手は同い年で、「人と同じことはしたくない」とことあるごとに言うような人です。まあ、確かに人とちょっとずれているかも...。 そんな彼は、カフェをはじめとして「よくインスタで見るようなデートスポット」に行きたがりません(行けないのかも?)。キラキラした場所を好まないのです。まあ、いわゆる(?)インキャですよね。ま、私もなんですけどね。 そ

片思いの苦しさ

親友が私にくれた問い。 恋は選択の連続だ。特に、片想いの場合は、より悩ましい選択を迫られる。 友達、遠くもないけれど一番近くでもない、相手にとって当たり障りのない存在として注がれる平凡な優しさ。きっと一生続く優しさ。 恋人、誰よりも一番近くで、相手にとって最も愛おしい存在として注がれる特別な優しさ。きっといつか終わってしまう優しさ。 私の親友が選んだのは、前者だった。特別な優しさが欲しくてたまらなかったけれど、一生続く優しさを失うことが怖かった、と。 これは、私がこ