Rin

25歳。好きなものはビールと語学と小説と映画です。 後ろや下を見ることが多いけれど、たまには前や上を見ながら、自分と向き合うためにのんびりと文章を書いています。

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  • 私の恋愛

    私の恋愛の中で生まれた感情を、良いものも悪いものも隠さず綴った記事のまとめ

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    社会人になった私が働きながら考え、感じたこと。

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    他のクリエイターさんの、心に残った、残しておきたい記事たち。

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    人よりひと足もふた足も遅れて始めた私の就活について書いた記事のまとめ

最近の記事

微熱

微熱5日目。 コンディションの悪さに体が慣れてきた。 引越しから2週間。何度目かの一人暮らし。 私の体は環境の変化に弱い。嫌になる。 今回の引越しでお世話になった不動産の営業の人とランチに行くことになった。 土日休みの私に合わせて、土曜日である今日の昼の仕事のスケジュールを空けてくれた。 お肉が食べたいという私のために、おしゃれな個室の焼肉屋さんを予約してくれていた。 おいしいおいしい、ともりもり食べる私の姿を見て満面の笑みを浮かべる彼。美味しそうに食べるね、といつ

    • ちょうど良い気温

      いつのまにか、朝晩の風が少し肌寒く感じるようになった。 今年も長く暑い夏がようやく終わるのかと、少し、というかとても嬉しい気持ち。 相変わらず昼間は暑いけれど、1日の始まりと終わりに微かに香る秋の気配に胸が踊る。 なんとなくここ数年の私にとって、秋は恋の始まりの季節だった。結局どの恋も実らなかったのだけれど。 だから、冷たい空気に触れると実らなかった恋たちを思い出してなんだか無性に切なくなってしまう。秋も冬も大好きな季節なのに、記憶と気温が自然とリンクしてしまう人間の

      • もらったお土産の賞味期限が誕生日だった

        31日。2年間の仲の良い上司部下という期間と、約4ヶ月の恋人未満的な絶妙な期間を経て、先輩と付き合うことになった。 付き合おうという話は前からしていたけれど、お互いに忙しかったり、付き合った先に考えなければいけないことがいろいろとあったりして、最終的な結論を出すまでに少し時間がかかった。 名前のない関係のまま着実に仲は深まっていて、その日久しぶりに仕事終わりに彼の家に泊まった。 私の方が先に帰宅して、彼が帰ってきたのは23時前だった。そこから彼はごはんを食べて、私はそれ

        • めくられても恥ずかしくないっす!

          昨日、初めて半休というものを取って午後を美容デーにした。 前まで通っていた美容院でいつも担当してくれていた人が年末にその美容院を辞めてしまって、ちょうどそのタイミングで私も引っ越したこともあって、最近は特定のサロンではなく家の近くで行きたい日に空いている安いところに行っていた。 私は極度の癖毛で定期的に縮毛矯正をしているのだけれど、2ヶ月ほど前に初めて行ったサロンで縮毛矯正がうまくかからなくてやり直しをしてもらった。でも、結局癖が真っ直ぐ伸びなくて悲しい気持ちのまま梅雨を

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          営業を2年やって気づいたこと

          新卒で広告代理店に入社して、2年3ヶ月が経った。 本当は今年の6月で会社を辞めるつもりだっけれど、いろんなことがあって働き方を変えて残る決断をした。 営業から営業事務へ、プレイヤーからサポートへとフィールドを変えて3ヶ月、ようやく最近業務に慣れてきた。 毎日に追われて、ゆっくりと営業職として過ごした2年間を振り返る時間がなかったけれど、少し落ち着いたので、振り返って感じたことや考えたこと、気づきをまとめてみる。 少し長くなるけれど、新しく営業を始めた方や、営業や仕事で思

          営業を2年やって気づいたこと

          もう二度と、

          この間、元カレと久しぶりに会った。 別れてからもうすぐ4年が経つ。 飽き性な私が一番長く付き合った人で、大好きな人だった。 お互いに未練や後悔が綺麗な形で消えるくらいの月日が経って、付き合っていた時の思い出話をいろいろとした。 一番楽しかった思い出とか、記憶に残っている瞬間とか、そんな話をしながら、本当に大好きだったなと改めて思った。 「これから先さ、あんなに人を好きになることってない気がするんだよね」 つい、そう口にしてしまった。他意はなかった。 あの時間に戻

          もう二度と、

          眠りにつくまで

          目が覚めたら、一緒に寝ていたはずの彼が隣にいなかった。 不安になって見渡すと、ソファで眠る彼を見つけてほっとした。 前日、私は仕事でしんどいことがあって、年甲斐もなく会社で少し泣いてしまった。誰にも見られないようにしていたつもりが、彼の目に留まってしまったようで、業務用のチャットで「何かあったの?」とメッセージが来ていた。 「何でもないです」と返したけれど、なんのためにそんな嘘をついたのかはわからない。 今日は仕事終わりそう?鍵ロッカーに入れといたから、というメッセー

          眠りにつくまで

          恋が始まる苦しさ

          恋がまた始まった。 相手は13歳上の職場の先輩。 もともと仲の良かった私たちの距離が、ある日の飲み会をきっかけに縮まって、触れ合える距離になってしまった。 その時芽生えた得体の知れない感情。 私はそれを、気の置けない先輩、尊敬する人、もともとそう思っていた彼に直接触れることができてしまったことから来る「ただの高揚感」だと思おうとした。 けれどそうではなかったみたいで、ここ数週間でそれは明確な好意に変わっていた。 「付き合おっか」 その一言に、私の心はぐちゃぐちゃに

          恋が始まる苦しさ

          高揚感

          ただの仲の良い上司と部下。なんでも話せる先輩と後輩。私たちは2年間そういう関係だったと思う。 今も別に何かが大きく変わってしまったわけではなくて、以前よりは距離が近くなったけれどなんだかぎこちない。そんなよくわからない先輩と私。 ・ ・ ・ 私が入社した当時、先輩は私が配属されたチームのリーダーだった。 最初の印象は、ザ・営業っぽいな、お客さんに好かれそうだな、なんかやたらと距離感近いな、そんな感じだったと思う。 第一印象通り距離感の近さが異常で、今まで出会ってきた

          高揚感

          可愛くなったね

          「なんか可愛くなった?」 金曜日の夜、久しぶりに会った彼がそう言った。 嬉しくて少し恥ずかしかった。 21時からの約束だったけれど、珍しく18時過ぎには会社を出られたから、一度家に帰ってシャワーを浴びて入念にメイクを直して髪も巻いた。 可愛くなったよ、私。ちゃんと可愛くしてきたんだよ。 ここ数ヶ月、私の方からなんとなく距離を置いていた。 理由はいくつかあって、うまく言葉でまとめられない。 どんなに頑張っても手に入らない人。 一緒にいる時、どれだけ幸せだと感じても決

          可愛くなったね

          なんのために

          昨日、何ヶ月かぶりに18時台に会社を出た。 ここ何ヶ月も21時や22時に会社を出て、帰ってからも夜中まで仕事をする毎日で、不思議なことにやってもやっても仕事はちっとも片付かない。 だから、金曜日くらい全部投げ出して早く帰ろうと思ってネイルの予約を19時に入れた。18時半に強制退勤だ。 ばたばたと土日にやる仕事の資料をバッグに押し込んで、ちょっとルンルンしながら帰り支度をして席を立った。 「お先に失礼します」そう言って斜め前のデスクの先輩に目を向けた瞬間、私は一瞬フリー

          なんのために

          ちゃんと好きだよ

          2週間前に聞いた彼の言葉が、ずっと頭から離れない。 . . . 彼と初めて出会ったのは、ちょうど半年前の、秋の匂いが微かに香るようになってきた頃だった。 通い慣れた立ち飲み屋で初めて見る人だった。よく笑ってよく喋る人で、きっといつも会話の中心にいるような盛り上げ役みたいな人。 第一印象はそんな感じだった。あと、左手の薬指に指輪をつけていて、スマホのロック画面は2歳くらいの子どもの写真だった。 私たちが仲良くなるまでにそう時間はかからなくて、いつの間にか彼は私の日常に

          ちゃんと好きだよ

          入社2ヶ月半、耳が聞こえなくなった

          新卒で入社してから2ヶ月半が経った。 毎日時間と業務に追われている。8時に出社して22時に帰る日々。まだ慣れないことばかりだから何をするにも時間がかかって、それなのにどれだけやっても仕事は増えるばかりで。 ストレスも疲労も感じる隙がなかったし、それに対処する暇もなかった。とにかく立ち止まっている時間がなかった。 そんな毎日が続く中、入社して1ヶ月と少し経った時から、常に体調が悪かった。 頭痛や倦怠感、原因も分からず続く微熱、風邪。ここ最近は1日たりとも元気で健康な日が

          入社2ヶ月半、耳が聞こえなくなった

          感じたい

          社会人になって1ヶ月が経った。 入社してから、毎日必死だった。 会社に慣れること。 先輩の名前を覚えること。 大きな声で挨拶すること。 仕事を覚えること。 先輩に置いていかれないように早歩きすること。 ランチをできるだけ早く食べること。 エレベーターの扉を押さえてボタンの前に立つこと。 誰かのグラスが空いていないか常に気を配ること。 早く寝て早く起きること。 一つ一つに必死で、何かをゆっくりと感じている暇がなかったな、とふと思った。 「仕事どう?」「つらくない?」

          感じたい

          卒業

          3月21日、大学を卒業した。 卒業式には行かなくて、今日郵送で卒業証書が届いた。 卒業式に出なかった理由は特にない。去年同級生のほとんどが卒業したから、卒業式に行っても多分つまらなかったと思う。 それでも、去年卒業した仲の良い友達は私の卒業を祝いたかったと寂しがってくれて、今年卒業する同級生は卒業式で会いたかったと残念がってくれて、嬉しいような寂しいような、そんな気持ちになった。 届いた卒業証書を見ながら、なんだかすごく感慨深くて、5年間を振り返ってみた。 大学1年

          卒業

          くすぐったい春

          昨日、デートをした。 前回会ってから2週間弱の間、ゆっくりと連絡を取りながら計画を立てて、お互いに楽しみだねと言い合って、本当に楽しみにしていた1日だった。 彼は車で1時間半くらいの距離のところに住んでいる。少し遠い。前回は来てもらったから、今回は私が行った。 朝、早起きして、シャワーを浴びて、少しだけ念入りにメイクをした。前日の夜に観たYouTubeの動画を参考にメイクをしたら、なんだかいつもより上手くいって気分が良かった。 駅からいつもとは反対方向の電車に乗った。

          くすぐったい春