見出し画像

嘘つかない女なんて

散々散歩 本のこと1

小説しか読まない

しかも短編集のみ

チャールズ・ブコウスキー
(1920.8.16~1994.3.9)

学生の時
何の前触れもなく先輩が
「これお前に合ってる」と
半ば強引にくれたのが

『町でいちばんの美女』

短いフレーズ

装飾の少ない
パンチのある語句

どこかヘミングウェイ味

ブコウスキーは
時代や社会のせいにしない

境遇嘆かない底辺反吐小説

エゲツないのに
どこか淡々

ブコウスキー小説は
いつだって
血と愛液と諦観が滴ってる

昨日
ブックオフにて

『ありきたりの狂気の物語』

既に文庫で持ってるのに
ハードカバーで今一度

220円

贅沢な買い物



一方で
私小説好き

吐露しまくり血肉骨髄小説

時代も社会も嘆く嘆く

モラハラのオンパレード

極上の残念な人たち

中でも、、

嘉村礒多
(1897.12.15~1933.11.30)

『業苦・崖の下』

妻が処女でなかった

煩悶

別の若い女と駆け落ち

赤貧
新妻の髪が抜け落ち
地肌が見えてくる描写とか

書いたものが雑誌に掲載

有頂天

悲喜交々

そんでもってお約束の結核

破滅型私小説家の極北



ブコウスキーと礒多が
教えてくれる

死んでも
しがみつきたいもの

それは書くこと

あと出来れば、、、女

#自由律俳句
#散歩  
#旅  
#俳句
#日記  
#言葉  
#エッセイ
#随筆  
#詩  
#写真  
#読書
#僧侶
#古本屋  
#小説家
#短編小説  
#煩悩三昧
#歩く禅僧  
#はなうた散歩

#おすすめ本

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集