見出し画像

月に30冊本を読む小5の長女~図書館は無料で子供を一緒に育ててくれる心強いパートナー



我が家の小学五年生の娘は読書が大好きな女の子です。
とにかく、息を吸うように本を読んでいて、多い月は30冊くらい読んでいます。
連休中に借りてきた本をすべて読み終わってしまったりすると、「本が~本が~」と言いながらゾンビのように歩き回っていたりします。
食事中も、ドレッシングやジャムのラベルを熟読していたり、とにかく文字を読むことが好きなようです。

0歳から始めた読み聞かせ


長女が産まれて毎日日中は2人きりで過ごしていて、なんとなーく手持無沙汰になってしまったことがありました。
赤ちゃんは話すことも出来ないし、寝ているだけの時期はときおり語り掛けたり、少しおもちゃを振ってあげたりなど、やれることも限られています。
今考えれば、もう少し力を抜いて、穏やかにのんびりとしているだけでもよかったのにと思いますが、初めての育児に過度に真剣になっていた私は、「何かしてあげなきゃ」という謎のサービス精神のもと、やってあげられることを考えました。
そこで思いついたのが「読み聞かせ」でした。
これでしたら、自分も絵本を読んであげればいいだけでプレッシャーもありません。
さっそく、手元にあった「ノンタンおやすみなさい」を読んであげました。
当然そこまで反応があったわけではなかったと思いますが、これが娘との読み聞かせの始まりになりました。

図書館通い


長女が幼かったころは自宅にある本や、時々祖父母が買ってくれる絵本などを繰り返し読んでいましたが、電動自転車を購入したことをきっかけに自宅から少し離れた図書館にも行くことが出来るようになったため、図書館で毎週大量に絵本を借りてくるようになりました
ちょうど次女が産まれてまだ手がかかる時期だったため、十分に長女と遊ぶ時間を取るのが難しかったこともあり、本の力を借りることが出来たことは私にとってとても大きいことでした。
長女は小さい頃から本が好きだったようで、寝る前には必ず絵本を数冊読んでから寝ていたのですが、機関車トーマスの原作絵本などそこそこ長編の本でも、30分以上集中して聞いていることの出来る子供でした。あまりに長く寝床で本を読んでいると、当時赤ちゃんだった次女はいつの間にか寝ていることも多かったです。
そんな子供だったため、次女の世話をしている間でも、絵本を広げておくと長女は静かにそれを読んでいられる時間も多くあり、本当にありがたかったです。時には授乳をしながら絵本を読んであげるなんてこともしていたと思います。
とにかく、本の力に助けてもらいながら育児をしてきたな~と思います。

絵本から児童書、児童書から小説へ


子供たちが成長していっても、図書館通いと寝る前の読み聞かせは辞めずに続けていきました。
自宅を購入すると、近所に子供向けの図書館があったため、そこにも頻繁に通いました。
我が家は動画などを見る習慣が親にもないし、ゲーム機も持っていないため、娯楽の選択肢が少ないのかもしれません。その分を本で補っていた部分もあると思います。
小学生になり、少し長い本を読めるようになってきたので、読む本が絵本から児童書に変わって行きました。
あんびるやすこさんの「ルルとララ」から始まり、「マジックツリーハウス」や「ねこの町シリーズ」、「リリアーネ」等、長女が自分で好きな本を選んで読むようになりました。
そしていつの間にか、学校の図書室でどんどん好きな本を見つけて借りてくるようになり、今は2~3日おきに数冊ずつ本を借りてきています。
小学五年生の現在、読んでいるのは「封神演技」。少し前までは「精霊の守り人」シリーズを読み漁っていました。
「都会のトム&ソーヤ」も好きで、一時ははやみねかおるさんばかり読んでいました。
キラキラした絵のラブコメっぽい小説には今のところ全く興味がないようです。

読書は学習に効果あり!


そんな長女ですが、小学5年生の現在、学習面で特に問題はありません。
今までもつまづいたことは無く、ほとんど勉強を教えたことが無いのですが、どうやら授業内ですべて理解できているようです。
これからもっと内容が難しくなって行くとそうは行かなくもなるかと思いますが、今のところは困っていないようなのでそこは親としても大変ありがたいことだと感じています。
我が家は塾や通信教材などプラスアルファの学習はほぼやらせていないのですが(夏休みに復習ドリルを使うくらい)、長女が小学校レベルの学習で特に困っていないのは、読書の習慣も大きく影響していると確信しています。
まず読書をしていると圧倒的に読解力が付くので、それはどんな学習をする際でも、どんな問題を解く際にも役立ちます。
また、漢字にも強くなるのかなと思っています。習っていない漢字も読めたりするし、単純に文字に触れてる量が多いので。
更に、たくさんの本を読むと自然と様々なことを知ることが出来るので、知識の下地が出来る。すると、学習もスムーズに頭に入ってくることが多いのかなと思います。
娘は歴史が好きでかなりの日本史マニアなのですが、そう言った下地があると無いでは今後日本史を学ぶ際にも全く理解度が違ってくると思います。

私は、幼い頃からなるべくいろんなジャンルの本を借りて来て読むように心がけていました
絵本だけでなく、知識絵本や自然科学の本、伝記など、幅広いジャンルの本を借りて来て、幅広い文化や知識、価値観に娘たちが触れられることを心掛けてきました
それは、彼女たちに出来るだけ色々なことに関心を持ったり、広い視野を持ってほしいと思ってやっていたことですが、
結果としてそれが今後、様々なことを学ぶ際の土台の一部になっていたらいいなと思っています。

読書は親の育児を助けてくれ、子どもも成長させてくれる


このように、我が家は本と共に生活してきたような状態です。
小5、小3の娘たちは現在も、毎日読書をしています。ちなみに長女は上記の通りいわゆる本の虫ですが、次女はと言うと、一般的な本も好きは好きですが、どちらかというとマンガが好きなようです
好きな作家は田村由美さんですね。その辺りはまた別記事で...

図書館という心強いパートナーは、お金をかけずに子供たちをすくすくと育ててくれました。感謝しきれないくらいの存在です。
小さなお子様にスマホの動画をつい見せてしまう...と言う事にもし罪悪感をお持ちなら、ぜひ絵本をおすすめしますよ!
読む手間はあるかもしれませんが、不思議と絵本を子供と読むとこころあたたかくなり、優しい気持ちになれます。
迷路絵本やミッケなどの見つける系絵本、なぞなぞなど子供が一人で遊べる本もたくさんあるので、ぜひ図書館に行ってみてくださいね。
最高のコスパで育児をサポートしてくれますよ!

本日もお読みいただきありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!