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【絵本】ぼくの小さな穴


ある日、ぼくは道で小さな穴を見つけた。
ぼくの足よりもちょっとだけ大きいくらいの、ふしぎな穴。


ぼくはその穴の前にしゃがみこんで、じっと見つめた。
「この穴、どこにつながってるんだろう?」


穴に向かって、そっと声をかけた。
「やあ、君はどこまで続いてるの?」

でも、穴は何も言わなかった。
だからぼくは、小石をひとつ落としてみた。

ぽとん。
音がした。
でも、どれくらい深いのかはわからない。

今度は葉っぱを落としてみた。
ふわりふわり、穴の中に消えていった。

ぼくは考えた。
もしかしたら、この穴の向こうにはもうひとりのぼくがいるかもしれない。
もしかしたら、穴の向こうはまったくちがう世界かもしれない。

ぼくは小さな紙に「こんにちは」と書いて、穴に落とした。
しばらく待ってみたけど、返事はこなかった。

次の日、ぼくはまた穴をのぞいた。
すると、小さな紙が落ちていた。
そこには、「こんにちは」と書かれていた。

ぼくはにっこり笑って、その穴にそっと言った。
「君はやっぱり、どこかにつながってるんだね。」

穴は何も言わなかったけど、ぼくはなんだかとてもうれしくなった。
世界は見えないところで、ちゃんとつながっている。
ぼくは穴に向かって、もう一度「こんにちは」と言った。

穴の向こうで、小さな声が聞こえたような気がした。
「こんにちは。」

(おわり)

(文:ChatGPT 4o)

(画像:DALL-E-3)

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