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豊橋の梅の梅干しをさらに紫蘇漬けに(豊橋の梅その4)

※本記事は旧ブログ(Ameba Ownd)からの引っ越し記事です。(もともとの更新日付:2023年6月26日)

土曜日から天日干ししていた豊橋の梅が大分乾いたので引き揚げ、紫蘇漬けにすることにした。干した後の梅とあく抜きした赤紫蘇を段々に重ね、梅酢を全体が浸かるまで注いでひと月ほど待つ。

干し終わり画像がないのは諸々疲れ果てたからで、この天日干しはやたらと大変だった。というのは、初日の夜に網が壊れてしまったから。

使っていたのはホームセンター等で売っている800円弱の三段タイプ。上下をダブルファスナーで開閉できるので便利に使っていたが、この日の夜に梅の様子を見てファスナーを下まで閉めた際、なんとスライダーが2つとも突き抜けて取れてしまった。びっくりした。ネットで「ファスナーの直し方」を調べ、どうにか直そうとしたが、余計な力をかけると網が破れてしまいそうで無理。諦めて新しいのを買うことにし、壊れた方もファスナーを付け替えて修理することにした。

壊れる前のネット。このスライダーが取れました

とは言え天日干しの最中なので早く入手したい。にも拘らず日曜は自宅マンションの工事で外出できず、アマゾンで最速で届くものを探して月曜午前に届く商品を注文したのだが、これがまた予定通りに届かなかった。

月曜未明からヤマト運輸のサイトには「調査中」の文字。いつ届くかわからないストレスが私を襲う。いっそもう一つ新しいのを注文するか!?その方が確実なんじゃないか!?とまで思い詰めたのは、網と一緒のタイミングでAmazonに注文したファスナーが日曜の夜どういう訳か洗顔料に化けて届いたからで、同社に対する不信感はMAX近くに沸き立っていた。

結局壊れたファスナー部分を裂いて梅を裏返し、洗濯ばさみで留めるという荒技でなんとかしのいで天日干しを終えた。
つかれた。つかれました。途中お天気も怪しかったし。
ゆえに干したて画像を撮る気力もなく、紫蘇漬けした時点で「あ」と思った次第である。
どうぞ安物のネットにはご注意ください。

さて、何故今回紫蘇漬けしようと思ったか。
それはひとえに豊橋の梅のえぐみが強かったからで、なんとか美味しくしたくて紫蘇の力を借りることにした。塩漬け中ではなく天日干し後に紫蘇漬けにするのは梅ボーイズさん動画から頂いた方法。梅酢に漬かった状態よりも干して水分が抜けてから紫蘇を加えた方が確かに吸収が良さそう。

・・・と思ったけど、「色が鮮やかになる」観点なら、乾燥&吸収の話ではなく、梅干しに含まれるクエン酸とアントシアニン(赤紫蘇に含まれるシソニン)の反応の話ですよね。
一度干した梅干しの方がクエン酸濃度が高くなるから、アントシアニンと反応した際により鮮やかな赤色に発色する、ということかな?
いや、干した梅+赤紫蘇+梅酢でさらにクエン酸が加わるから反応が増す(安定する)ということかしら。

まあ、個人的には「梅干しの赤色の鮮やかさ」にはさほどこだわりはなく、赤紫蘇を後入れしても問題ないことがわかればOK。

ともかく美味しく漬かって欲しい。

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