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【今週の山形野菜イタリアごはん】#58 山形の長〜い豆もやしの春巻きと舟形マッシュルームオムレツ、豚肉のりんご煮、ロマネスコのグラタン、里芋のケイパーソース

今週の、と言いつつ実は12月につくったごはん。記事化が遅く恐縮です。でもいつか書かねばと、仕掛りに残していた週末ごはんだった。

◆小野川豆もやしの焼き春巻き

驚くほど長い、ひげ根を含め全長30cmほどの小野川豆もやし。米沢市郊外の温泉でつくられる。詳しくは過去記事をご覧ください。銀座のアンテナショップ「おいしい山形プラザ」にて購入。

この長さとシャキシャキとした食感、豆の美味しさをそのまま味わいたくて、なるべく切らずに調理できる方法は…と考え春巻きに。具は軽く茹でてこしょうを振ったこの豆もやしだけ。フライパンで揚げ焼きにして塩を振る。シンプルだがとても美味しい。歯ごたえも良い。

このもやしの魅力が存分に味わえます

◆舟形マッシュルームのオムレツ

舟形マッシュルームも山形のご当地野菜。ホテルの朝食でもスライスされた舟形マッシュルームのオムレツがあり、美味しかったので更に欲張って、マッシュルームをたくさん入れてつくってみた。四つ割りにして予めバターで軽く炒めておき、マッシュルームの旨味を存分に閉じ込める意図。
着想は悪くなかったが、マッシュルームとのバランスで卵がやや厚すぎた。もっと薄く、中のマッシュルームを引き立てる程度で良いと思う。もしかしたら、生のスライスをもっとたくさん入れる方法でも良かったかも。ケチャップはあった方が私は好きかな。

◆豚肉のりんご煮

豚の塊肉を煮るのはカリフラワーでも美味しい

実家から箱で届いたりんごを冬中煮りんごや漬物材料として消費して来たが、料理にも使いたくて試した。大変美味しかった。
参考レシピは以下のdancyu記事で、白ワインは不使用。煮ている間にりんごがほぼとろけ、木べらで軽くつぶすだけでなめらかなソース状に。豚の旨味を存分に吸って甘酸っぱくもある、とても美味しいソースになる。パンにぴったり。簡単で美味しいので、りんごが余っている方にぜひおすすめ。

◆ロマネスコとカリフラワーのグラタン

野菜のグラタンは冬によくつくる。常温保存可の豆乳を買いおいているので思い立ったらすぐにつくれて便利。もちろん牛乳ベースの時も。
カリフラワーとロマネスコは茹で時間が異なるため別に茹で、ホワイトソースをつくる際この茹で汁も少々加えると風味がより引き立って美味しい。バターを塗った耐熱容器に茹で野菜をのせ、その上にちぎったアンチョビを散らし、ソースをかけてチーズを振り、焦げ目がつくまで焼けば完成。大きめの容器で焼いて好きなだけ取り分ける。

◆ロースト里芋のケイパーソース

こちらも豚のりんご煮同様、dancyuレシピのまねっこ。里芋をローストして皮ごと食べる発想が良いと思い、ローストは以前からしていたがサルサヴェルデで食べたことはなく、今回たまたまあったイタリアンパセリで試したところ、量が足りなくて緑色にならず、ケイパーの味がかなり強めのソースに。
でもこれはこれで美味しかった。残ったソースは焼いた魚に合わせても、ゆで卵にかけても美味。またつくりたい。

この冬はふるさと納税で取り寄せた福井県大野市の真っ白でむっちりときめ細かくて美味しい上庄さといもをよく食べた。ちょっと身体が冷えると思うと里芋が食べたくなった。里芋を食べると身体が温まって力のつく感じがする。
それがもう少しで食べ切ってしまうので、数日前に越前さといもを申し込んでみた。上庄さといもよりも柔らかく煮えて崩れにくいとのこと。こちらも楽しみ。

まだまだ寒いので、皆さんもどうぞ暖かくしてお過ごしください。良い週末を!

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