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読書感想文

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徒然なるまま読書の感想を綴ったものです
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記事一覧

【読書感想8】書くことについて(スティーヴン・キング)

【読書感想8】書くことについて(スティーヴン・キング)

フォロワーさんが「良かったで」とおっしゃっていたので読んでみた。
第1章ではキングがどういった生き方をして作家になったかの『履歴書』で、文章手法については書いていない。

2章の『道具箱』から作家をめざす人へのアドバイスが始まる。
最終章では、出版されるまでの出版社へのアプローチまで。非常に親切な語り口だ。
さすが元教師だなあ。

おお、これはと思ったのは下記4点。
引っかかる人は購入してもよいの

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【読書感想7】うるはし みにくし あなたの ともだち(澤村伊智)

【読書感想7】うるはし みにくし あなたの ともだち(澤村伊智)

映画化した『来る』の原作者、澤村伊智さんのホラー小説である。

四ツ角高校三年二組で一番美しく人気もあった羽村更紗が突如自殺した。
遺書もなくいじめもなかったが、告別式で家族はかたくなに娘の顔を見せようとしなかった。
彼女の死をきっかけに、次々と女生徒が見えない力によって容姿を傷付けられていく。クラスの誰かが“あの力”を行使している──生徒達は疑心暗鬼に陥った。
担任の小谷舞香は、この異変の真相を

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【読書感想6】かわりばんこの おあいこ(衿さやか)

【読書感想6】かわりばんこの おあいこ(衿さやか)

自分はエブリスタというサイトで短編小説を書いているのですが、最近は読書するとき書き手目線でよんでいます。
なので本が汚れることをかまわず、付箋をはったり鉛筆で線を引いたりする。
なかでも文学が好きなので、志賀直哉や梶井基次郎のような美しい文章に憧れがあり、そのような文を見つけたときは「ぐぬぬっ」とうめきながら線を引く。

そんななか衿さやかさんの『かわりばんこの おあいこ』を読了。
2023年6月

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【読書感想5】月鱗のナツキ(蛯原テトラ)

【読書感想5】月鱗のナツキ(蛯原テトラ)

月鱗のナツキ - 海老書房 - BOOTH

蛯原テトラさんの『月鱗のナツキ』拝読しました!
甘味ひとつで【異能の絡む不思議な事件】を解決する、女装の美少年、竜堂ナツキ。
相方としてそれを助ける兄の竜堂秋人。
天真爛漫なナツキと、神経質でイケメンな秋人のやりとりが面白くってすいすい読める。

文章にするのが難しいであろう怪異の姿かたちや、そのアクションまでしっっかり想像できました。
恐るべき筆力・

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【読書感想4】楽園にて(エビハラ)

【読書感想4】楽園にて(エビハラ)

エブリスタでも活躍されているエビハラさん 蛯原テトラ - 小説投稿エブリスタ (estar.jp) の短編集。(NOTEでも書かれている)

5つある短編は「楽園」をテーマに書かれています。
2編については感情のおもむくまま感想を書いて、壮絶なネタバレになりそうなので、下記3編について書かせてもらいますたい。

①『週末にはコーヒーを』
村上春樹風味の達観した主人公と、どこか抜けている可愛らしい悪

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【読書感想3】クリエイターを殺すうた(百百百百)

【読書感想3】クリエイターを殺すうた(百百百百)

あたらよ文学賞主催者にして、出版社eyedearを営む百百百百(ささもも)さんの『クリエイターを殺すうた』を読了しました。

16作品が掲載されている短編集です。
さすが賞の主催者としてさまざまな作品を読まれているからか
純文学から青春物、SFにホラー、ファンタジーとなんでもござれ! でした。幅ひろく書ける方なんだな~とひたすら感心。

タイトルが『クリエイターを殺すうた』なので、物書きの挫折につ

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【読書感想2】十二と十二と二(エビハラ)

【読書感想2】十二と十二と二(エビハラ)

エブリスタでも活躍されているエビハラさん 蛯原テトラ - 小説投稿エブリスタ (estar.jp) の400文字短編集。(NOTEでも書かれています)

ショートショートが26篇も入っていて300円はやすすぐる。

鼠・牛・虎──の12支しばりと、12星座しばりで書くのも大変だろうに、どれもレベル高いんよ・・

『鼠』はワイヤレスマウスの話だったり、ひねりも当然のごとく。
ホラーが得意な筆者様だけ

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【読書感想1】毎日は書けない(市街地ギャオ・衿さやか)

【読書感想1】毎日は書けない(市街地ギャオ・衿さやか)

Xで読書感想文を書こうとすると140文字では足らず、読み専だったnoteに綴ってみることにしました。

文学界(2023年6月)に『泡のような きみは ともだち』が掲載している衿さやかさんと、2024年太宰治賞を勝ちとった市街地ギャオさんの共著です。大阪文学学校の友人とのこと。
お二人の短編小説にくわえ、エッセイと、往復書簡(!)もある盛りだくさんの内容。

① 短編小説 テーマは「宝物」
・市街

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