
動詞エッセイ;取り除く
9月の中旬に差し掛かる今日も残暑どころでない暑さが続く。
玄関に散らかる靴たち。
果たして、我が家は何人家族なのかしら。
母からのお達し…
‘早く、靴を片付けるべし’と。
まだまだ蒸し暑いけれど、暦上では秋。
だから、サンダルよりローファーやバレエシューズの登場が多くなってきた。
3連休の中日、さぁ片付けよう。
まず、出ている靴を数えてみる。
1、2、3、…4。
4足。
【玄関に出演している4つの靴】
バレエシューズ;1
タッセルローファー;1
厚底ローファー;1
旅先で買ったブーツ;1
お出かけや仕事で気分を盛り上げてくれる靴たち。
出先でつけた汚れや、置きっぱなしにして積もったホコリを取り除く。
そうしている間に、
「そうだ、この日は雨が降ってたんだ」
「この靴でコーデが引き締まったよなぁ。また着よう。」
(踵のスリ具合から)「歩き方、気をつけないと」
いつの間にか、その日の思い出を靴と対話している自分。
冷房をかけたリビングに早く戻りたい気持ちは、小さくなっていた。
汚れを取り除いた先にあるもの、
それは1歩1歩踏みしめたときの思い出でした。
ps.あぁ、早くブーツが履きたい!!

コンパクトにシューズケア用品が缶かんに入っている。