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ソウル滞在記〜後編〜
小娘とジョブズは5日間の済州島バカンスを楽しみ、ソウルへと戻ってきた。
4/7(金) ソウル滞在4日目
お昼のフライトでギンポ空港へ戻ってきて、新しいホテルにチェックインを済ませた。私たちの本日の目的は、ジョブズの重いスーツケースの回収である。以前、チョウさんに会った時に、チョウさんがスーツケースを預かってくれた。そのスーツケースを同じ職場のスングルが持ってきてくれると言うのだ。
スーツケースの引き渡しと共に、一緒に夜ご飯を食べることになった。スングルは小娘の希望のフライドチキンのお店に連れてきてくれた。
そこでオーダーしてくれたフライドチキンがこれだ。このとんでもない量、お分かり頂けるだろうか?
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これまた4種類のチキン達が、このポテトの下に埋まっている。通常骨付きチキン、激辛骨付きチキン、マイルドスパイシーチキン、ガーリックチキン。
この激辛骨付きチキンが異常な辛さで、食べることが出来なかった…。ちなみに一番上に乗っているのは、フライドトック。揚げたトッポギだ。
スングルと旅や仕事の話をしながら、今度日本に来ることがあれば、案内すると言う約束を交わし、さよならをした。
4/8(土) ソウル滞在5日目
済州島で漢拏山登山をずっと計画していた私たちだったが、大雨により断念した雪辱を晴らすため、ソウルの人気の北漢山登山に挑戦した。
北漢山は日本で言う高尾山のような存在で、都市のソウルからアクセスも良く、多くの登山客で賑わう山だ。ただし、山頂付近はとても険しい道が続き、両手で岩肌を取りながら歩かないと落ちてしまうような危険な箇所もいくつかある中上級者向けの山。私たちが今回挑戦したのは、北漢山で最も高い白雲台(ペグンデ)を目指した。
ホテルから二つの地下鉄を乗り継ぎ、旧把撥駅(グパバル駅)に到着した。ここから20分ほどバスで揺られ、登山口まで到着した。インフォメーションセンターで紙地図をもらい、コースを再度確認して、いざスタート。最初はなだらかな道が続き、渓流やお花などを撮影しながら進んで行ったが、その後そのような余裕はどこにもなかった。
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山頂付近は風も強く、そして何よりも登山者の渋滞が起きており、とんでもないことになっていた。早朝に登山をする人の気持ちがよくわかった気がする。やっとのことで登りつめ、撮った一枚がこちらである。
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今回、下山は反対側に降りるルートを組んでいた為、北漢山牛耳駅(プカンサンウイ駅)に向けて下山を始めた。途中まで来た道を戻り、分かれ道を、先とは違う方向へ下っていく。
2時間ほど下ると、駐車場やちょっとした町に降り立った。本日の登山終了だ。
その後、そのまま小娘たちはジャンジ駅ウォーターキングダムスパに行き、登山の汗を流しに来た。初めて韓国でのスーパー銭湯に戸惑い、小娘はうろちょろしてしまった。すると、それを見た韓国人の女性が話しかけてくれた。使い方などを丁寧に説明してくれた。そのおかげで使い方を理解でき、無事韓国のスパを楽しむことができた。
その後は、ジョブズの過去のカスタマーのジュンヨングと奥様が、素敵なディナーとカフェ、そしてパブに連れて行ってくれた。
とても伝統的なディナーで、私たちがあまり試してこなかったお魚料理を楽しんだ。そしてその後は奥様がリサーチしたカフェで、ティーと黒胡麻ケーキを味わった。最後に訪れたのは、ジョブズのビール好きを知って、パブにつれて来てくれた。そこでビールやポテトなどのおつまみを楽しんでいる時に、小娘がコリアンホットドックを試したいという要望に、奥様が答えてくれて、2人で少しパブを抜け出した。
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ホットドックのお店を何度か探したのだが、見つからずに、まだ試せていないという話ををしたら、近くにいいお店があるからと、屋台へ連れて行ってくれた。
途中で、伝統的なホットドックは中に砂糖やシナモンが入っていて、温めることで砂糖が溶けてとても美味しいと言っていて、あれ?と疑問に思った。私が求めているホットドックと違う?日本で人気のコリアンホットドックは、中にチーズとかウィンナーが入っていて、どちらかと言うと塩気があるんだよ。と伝えた。すると、「ハットドックのことだね!ごめんなさい!私ホットドックの方だとばかり勘違いしていたわ!」と。
コリアでは
ホットドックとハットドックが存在する。
ホットドック…砂糖やシナモンが入っているスイーツパンケーキ。
ハットドック…ウィンナーやチーズが入っている塩気のあるアメリカンドック。
そして、せっかくだから、ホットドック試してみたい!とお願いして、屋台に行くと、現金のみの受け付け。ちょうどカードしか持ち合わせがない私たちは、諦めてトボトボとパブへ戻るのでした。とても素敵なミーティングでした。
4/9(日) ソウル滞在6日目
ソウル滞在最終日。
本日は11時のホテルチェックアウトから1日は始まった。チェックアウト後、バックパックとスーツケースを持ちながら観光するのは野暮なので、ホテルに荷物を置かせてもらい、街へ繰り出した。ホテルを出ると、ジュヒのミニクーパーが停まっている。わざわざギフトを渡すために来てくれたのだ。一つは、私たちに。一つは、私の母に。心遣いに頭が上がらなかった。
ジュヒはその日は予定があるようで、そのまま帰り、私たちはブランチを食べにクッパ屋さんに繰り出した。
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その後、約束していたミーティングスポット、ホンジェ駅へ向かった。ホンジェ駅の3番出口で待っていると、ブリストル留学時代に仲良くしていたLUCYが車で迎えに来てくれた。運転手さんは旦那さんのキムさん。
4人で仁王山を登ることになった。
そんなに高くない山だが、最後の山頂付近は岩肌が滑りやすく、一歩一歩慎重に行かないと脚を取られてしまうような箇所もある。
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頂上からはソウルの街を一望することができ、本当に美しかった。しかし、この仁王山はナイトハイクもできる場所となっており、ライトアップされ、更に美しいんだとか。今度ソウルに来た時は、是非ナイトハイクしたいものだ。
その後我々は、小娘の希望でチーズダッカルビのお店にやってきた。念願のチーズタッカルビ。辛さもちょうど良く、麺も締めのご飯も最高だった。
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その後、私たちがまだ行っていない漢江(ハンリバー)へ夕焼けの時間帯に連れて来てくれた。そこで屋台を少し見ながら、川を眺めながら少しお喋りをして、さよならをした。
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楽しい時間はあっという間に終わってしまう。
2回目のソウルでの週末も、たくさんの人との出逢いや再会に恵まれた。
スングル、ジュンヨング、イエジ、ジュヒ、LUCY、キムさん、みんな本当にありがとう。
写真は北漢山登山中に撮影したもの。
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