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ART TRIP 空想と想像をめぐる junaida 作品展へのお誘い
大人にも子どもにも響く画家・junaida(ジュナイダ)の魅力を関西で。
みなさまこんにちは。ミュージアム部 mitu.です。
今日はミュージアム部と同じ、フェリシモが運営する felissimo chocolate museum[フェリシモ チョコレート ミュージアム]にて、4月13日(土)から始まった「junaida『ともしび』刊行記念 『ともしび』+『ひと粒のチョコレートに』原画展」をご紹介します。
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なぜ、今回この企画展をミュージアム部のnoteでご紹介するかというと、かねてより私が、junaida作品のファンだったからです。やったー! felissimo chocolate museumに junaidaさんがやってきた!!嬉しい!!!
ぜひこの機会にみなさまに知っていただき&ご覧いただきたいと、記事をしたためます。
junaida(ジュナイダ)
画家。1978年生まれ。『HOME』(サンリード)でボローニャ国際絵本原画展2015入選、『Michi』『怪物園』(福音館書店)で造本装幀コンクール〈児童書・絵本部門〉受賞、『怪物園』でIBBY〈ピーター・パン賞〉受賞など、国内外で高い評価を受ける。近年は絵本の創作を中心に、その活動の幅を広げている。近著に『ここはおうち』文・谷川俊太郎(Blue Sheep)、『ひみつストレンジャー』詞・草野マサムネ(角川春樹事務所)、『世界』(福音館書店)がある。
2つの原画展が同時開催!
felissimo chocolate museum には 「art square」と「island gallery」という、2つの企画展エリアがあるのですが、今回はその両方を使って、 junaidaさんの作品原画を展示しています。
art square:『ひと粒のチョコレートに』原画展
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絵本『ひと粒のチョコレートに』 文・佐藤清隆 絵・junaida
定価2,000円+税 発行・福音館書店
『ひと粒のチョコレートに』は、“チョコレートのおいしさ”の秘密を、科学的に解き明かしてくれる絵本です。福音館書店の月刊誌『たくさんのふしぎ 2021年4月号』として発刊され、完売するほどの人気を博し、2023年10月に単行本化されました。
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junaidaさんのカラフルな原画が映える空間です。
会場では、原画とともに、絵本に掲載の文章も一緒に展示してあるので、1枚1枚じっくりと楽しめます。とても本格的で専門的な内容なのですが、子ども向けに書かれた平易な言葉と、junaidaさんの美しいイラストで、まるで美しいおとぎ話のよう……! 知らず知らずチョコレートの知識もついて、チョコレート ミュージアムには、ぴったりの作品。子どもだけでなく、大人にも読み応え・見応え充分な一冊です。
island gallery:『ともしび』原画展
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詩画集『ともしび』 詩/絵・junaida
定価2,700円+税 発行・発売サンリード
つづいて『ともしび』は junaidaさんの最新作。27編の詩と鉛筆画で構成された、初の詩画集です。そして『ともしび』の全原画が一同に展示されるのは、felissimo chocolate museumが初めて! 注目の機会なのです!
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収蔵庫(symphonic forest)に囲まれた企画展エリア。
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今回の展示では、作品イメージにあわせて、照明の光量を抑えています。
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『ひと粒のチョコレート』やこれまでの作品のような色鮮やかさとは一転、モノクロームで描かれた世界。鉛筆画ならではの、やさしいタッチもこれまでと違った気配をまといます。そして鉛筆画の横には、junaidaさんの “素直なこころの内”を綴ったという詩。
私は、描きこまれた絵の細部に目を凝らし、言葉をかみしめるほど、作品と自分だけの世界に、深く潜っていくような感覚になりました。
ぜひ、みなさまにもこの空間を味わっていただきたいです。
ミュージアムショップもお楽しみに
felissimo chocolate museum のミュージアムショップ「museum holic」では、絵本『ひと粒のチョコレートに』・詩画集『ともしび』のお取り扱いをしています。
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チョコレート好きの心をくすぐる『ひと粒のチョコレートに』
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ため息がこぼれるほど素敵……。
さらに『ともしび』の中の一編「ほどほど」という詩に登場する“HODOちゃん”がプリントされたトートバッグも! 手のひらサイズにたためるので、持ち歩き用サブバッグにもよさそうです。
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さらにミュージアムショップでは、フェリシモのチョコレートバイヤーみりがお届けする「幸福のチョコレート」や、felissimo chocolate museumオリジナルグッズも販売中。
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junaida『ともしび』刊行記念
『ともしび』+『ひと粒のチョコレートに』原画展
会期:2024年4月13日(土) ~ 2024年10月6日(日)
会場:felissimo chocolate museum
兵庫県神戸市中央区新港町7番1号(フェリシモ本社ビル2F)
開館時間:11:00~18:00(入館は閉館30分前)
※会期中は無休
※最新情報は公式HPをご確認ください。
junaida展「IMAGINARIUM」@市立伊丹ミュージアムとご一緒に!
felissimo chocolate museumでの原画展は、2024年4月13日(土) ~ 2024年10月6日(日)とおよそ6ヵ月の長期開催ですが、ぜひともこの4・5月でのご訪問がおすすめ! なぜならば、同時期に同じ兵庫県下の市立伊丹ミュージアムでも、junaidaさんの作品展が開催中なのです!
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こちらは2022年10月から始まった、junaidaさん初の大規模個展。
PLAY! MUSEUM(東京)、佐倉市立美術館(千葉)に続き、市立伊丹ミュージアム(兵庫)へと巡回してきました! (個人的にも待望!)
400点超の作品原画が展示されるとあって、ボリュームたっぷり。どっぷりと junaida さんの世界に浸れます。
junaida展「IMAGINARIUM」
会期:2024年4月12日(金) ~ 2024年6月2日(日)
会場:市立伊丹ミュージアム
兵庫県伊丹市宮ノ前2-5-20
開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日:月曜日(4/29・5/6は開館、4/30・5/7は休館)
※最新情報は公式HPをご確認ください。
SPECIAL CAMPAIGN 決定! ※5/2追記
市立伊丹ミュージアムにて felissimo chocolate museum 入館優待券の配布を開始します。入館料が大人¥1,000→¥800とお得になりますので、ぜひお受け取りください!
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さらに、この市立伊丹ミュージアムで配布される優待券(市立伊丹ミュージアムのスタンプあり)をお持ちになってご来館いただいた方には、一日先着20名さまに“チョコレートをひと粒”プレゼントします。どんなチョコレートかは当日のお楽しみに♪
ミュージアム部員的おすすめルート
市立伊丹ミュージアム >> felissimo chocolate museum
START 市立伊丹ミュージアム
開館時間が早い市立伊丹ミュージアムからスタート!
初期作品から近年の作品まで、たっぷりと展示される「IMAGINARIUM」展で、junaidaさんの空想と想像の世界をお楽しみください。
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LUNCH in 伊丹
junaidaさんの作品世界を堪能した後は、その余韻を反芻するためにも、ぜひ伊丹でランチを♪ 伊丹は清酒発祥の地。たくさんの銘酒がありますので、もし、私のようにお酒好きな方は、昼からちょっぴり日本酒付きランチ……なんてのもおすすめです。
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こちらでランチは食べられませんが、江戸時代に栄えた伊丹の酒造りを知ることができます。
Go to 神戸
お昼を食べたら神戸へ移動!
市立伊丹ミュージアムから felissimo chocolate museum へ向かうための公共交通機関は、阪急もしくはJRのどちらがお選びいただけます。ミュージアムをはさんで、阪急とJRが反対側にあるので、私はいつも、ランチを食べた場所にあわせて、路線を選んでます。
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電車の車体だけだと、個人的には”マルーンカラー”の阪急電車がおすすめです。
そして、三宮各駅から felissimo chocolate museum へは、徒歩約20分。
少しばかり遠いのですが、運動として歩いていただくか、”Port Loop(ポートループ)”という神戸のウォーターフロントをつなぐバスに乗っていただく方法があります。さらに、個人的におすすめのが、”コベリン”と呼ばれるレンタル電動自転車! お天気さえ良ければ、とても気持いいですよ!
felissimo chocolate museum
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felissimo chocolate museum で、最新作『ともしび』(と同時開催の『ひと粒のチョコレートに』)をご覧いただければ、市立伊丹ミュージアムの「IMAGINARIUM」からの、 junaidaさんの制作の流れを感じていただけるのではないでしょうか。
神戸 at night
また、felissimo chocolate museum を、午後にご提案する理由がもうひとつ。それは「神戸の夜景」。
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函館・長崎とあわせて日本三大夜景と言われてきた神戸の夜景。(日本新三大夜景は北九州・札幌・長崎のようですが……笑)それでもやっぱり、神戸の夜景はおすすめ! ぜひ、ミュージアムをご覧になった後は、その余韻を神戸でお楽しみください。
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ミュージアム部SNSでは
グッズ情報や部員注目のアート情報を発信中!
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