『北斎漫画』の世界を楽しむ!ダイカットステッカー #すみだ北斎美術館コラボ ④
北斎がスケッチした人々が、令和の暮らしの中で躍動!
みなさまこんにちは。ミュージアム部のmitu.です。世界的に有名な浮世絵師として評価の高い葛飾北斎の生涯や作品を発信する「すみだ北斎美術館」とフェリシモ「ミュージアム部」のコラボ企画。今回は、あっちにもこっちにも! いろんな場所に貼りたくなる「北斎漫画ステッカー」をご紹介します。
北斎が残した絵の百科事典『北斎漫画』
みなさまは葛飾北斎が残した絵手本『北斎漫画』をご存じでしょうか?
木版を使って印刷された「版本」。書道の授業などで私たちも使う「半紙」を、半分に折って袋綴じにしした「半紙本」という、縦約24cm、横約17cmサイズの本になります。
『北斎漫画』は「絵手本」と呼ばれるスケッチ集なのですが、1814(文化11)年の初編刊行以来、庶民から武士まで幅広い層に人気を博し、北斎没後の1878(明治11)年まで、全十五編(多い!!)にわたって刊行されました。
総図数は約3900点(多い!!!)
人間や自然、神仏妖怪などあらゆるものが描かれており、「絵の百科事典」と呼ぶにふさわしい内容です。
驚愕……!北斎の観察眼と画力
『北斎漫画』を観れば観るほど、私がひきつけられたのが、北斎の観察眼と画力です。写真も動画もない時代。目でとらえた一瞬を、紙の上に描いていく……そのスキル。そしてその表現は、写真のような写実的描写とは異なり、とてもスピード感のある独特な表現なのです。
中でも私が好きだったのが北斎の描く「人々」。体の動き、表情など、今にも動き出しそう……! 絵から笑い声や話声が聞こえてくるような気さえしてきます。
この魅力にすっかり取りつかれた私は、約3900点の絵の中から、みなさまに特にご覧にいただきたい“私的おすすめ”の人々を、「ダイカットステッカー」にすることにしました!
『北斎漫画』の世界を楽しむ!ダイカットステッカー
日常アイテムにペタッと貼るだけで、『北斎漫画』から飛び出した人々が生きる世界に様変わり! 小さくでも強くはなつ彼らの存在感は、北斎の画力だからこそ生み出されるものだと思います。
再剥離タイプの粘着剤を使用しているので、賃貸のお家の壁などにも気軽に使えます。
北斎の描く人々の動きに合わせた場所に貼ると、まるで彼らと一緒に暮らしているかのよう! ふと目にしたときに楽しくなること間違いなし!
今回は『北斎漫画』の中の登場する数えきれないほどの人々の中から、3つのテーマで選出しました。このテーマとともにご紹介したいと思います。
当時の暮らしぶりを描いた
〈初編より〉
食事をしたり、お酒を呑んだり、お風呂に入ったり、ちょっと一服したり。この時代の庶民の人々の暮らしぶりがわかる〈初編〉から、いろんなシーンを楽しんでいただけるように選んでいます。
躍動感ある動きをコマ送りのように描いた
〈三編・六編より〉
パラパラマンガのように一連の動きをとらえ、相撲や雀踊りを描いた〈三編〉と乗馬や棒術を描いた〈六編〉から、コマ送りでポーズの変化が楽しめるよう、同シーンに足して複数のポーズを選んでいます。
人物の特徴をデフォルメして描いた
〈八編・九編より〉
まるで“ゆるキャラ”のような人々! 見ていると何だか癒される、デフォルメされたぽっちゃりシルエットで描かれた〈八編〉と〈九編〉の中の人々から選びました。
たっぷり人物が入ったB5判シート2枚。ぜひ、いろんなアイテムや場所に貼って、暮らしのあらゆるシーンで『北斎漫画』の世界をお楽しみください。
すみだ北斎美術館(東京)でも発売!
今回のコラボ企画グッズは、すみだ北斎美術館のミュージアムショップ及びオンラインショップでも販売予定です。浮世絵師・葛飾北斎(1760-1849)が生まれ、生涯のほとんどを過ごしたゆかりの地・墨田区亀沢にあるミュージアムで、北斎作品とともにグッズをお楽しみください。
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