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お金は感謝の対価

はじめまして

この一文から始めさせていただきます。

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1926年 アメリカである名著が誕生した
『The Richest Man In Babylon』
100年近く経った今も世界中で翻訳され読まれている、不朽の書籍といえる。

日本でも関連本が多く出版され、『バビロン 大富豪の教え』はベストセラーとなっている。私は手軽に読める漫画版を購入した。書店でこの表紙を見たことがある人は多いのではないだろうか。

私自身、身分的には学生でほぼ親のお金で暮らしている。しかし、近いうちに社会人として、自分で稼いだお金で暮らしていくことになるだろう。その時に向けてある程度の知識をつけるようにはしている。優秀なビジネスマンのように啓発本やビジネス本を読んでいるわけではないが、解説動画などはYouTubeで数年ずっと見てきている。

お金というものは現代人が1番と言っていいほど関心が高く、悩み事の種でもあるだろう。お金というものに触れずに(もちろん物理的にではない)生きるのは不可能だろう。お金を考えるということは、人生について、幸せについて考えることと同義だ。

YouTubeの動画視聴により、知識はある程度入ってきている。学生の身分のため、実践できていないことも多いが、社会人に向け準備は着々と進めているつもりだ。そのため、基礎的な考え(マインド)を著している『バビロン 大富豪の教え』はそこまで目新しいことはなかった。

しかし、漫画という親しみやすさをもたせることで手軽に何度でも教えを確認できる。そして、物語が進むことによって教えの大切さを認識できる。翻訳され、漫画化されていても、名著といって差し支えないだろう。

個人的に第8章 王子の商隊(キャラバン)がお気に入りの話だ。詳しくは是非読んで確かめてほしいが、なぜ働くのかを考えさせられる話だ。作中に次のようなセリフがある。

ただ感謝を忘れちゃいけないぜ
今手にしているお金は···
それが銅貨一枚でも
誰かが働いたことで
世の中に出回ったんだ
漫画  バビロン大富豪の教え

色んな金融系の動画で、お金のことは学んできた。対価として、感謝の気持ちとしてお金が生まれているというのもなんとなく認識していた。それでも、この章を読んでいる時にハッとさせられたのだ。

お金は感謝の対価なのだ

スーパーで物を買わせてもらえることへの感謝、電車に乗せてもらえることの感謝、歌を聴かせてもらえることの感謝、様々な感謝の気持ちとしてお金を支払っている。もちろん、多くの人はいちいち感謝なんて思っていないかもしれないが、本質的には感謝の表れといえるのだ。

もちろん、払う行為が感謝するということなら、貰う行為というのは感謝されるということなのだ。いるだけで時給が発生するバイトも、炎天下で汗を流す建設現場も、机に張り付けになっているデスクワークも誰かに感謝されているからお金がもらえているのだ。

そうか、こんなにも世の中には感謝が溢れているのか、と大きな発見をしてしまった気がしたのだ。ここまで感謝という言葉を並べると、変な宗教感が出ている気もするが、許してほしい。

世界のGDPは未だに増え続け、今後も増え続けることが予想されている。経済がどんどん発展していくということは、感謝がどんどん増え続けているということだ。

レジや飲食店では基本的にお礼を言うようにはしている。それでも、このことを知ってしまったらなおさら私は感謝をちゃんと人に伝えようと思った。綺麗事なのは分かっているが、感謝で溢れる世の中になればいいと本気で願っているのだから。

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手の届く範囲にいるあなたが

幸せでいることを願います

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