「これで、組織の手抜きを解決?」組織能力を最大限高めるための方法!
こんにちは!Takaです🦅
いきなりですが、あなたは1日何回笑いますか?
ちなみに赤ちゃんは、1日400回笑うそうです。
笑い過ぎな気がしますが、すごいですね笑
それに比べて大人になると、10回程度?いや1回っも笑わない日もあるのではないでしょうか?
笑顔を作ることによって、ポジティビティ(ポジティブ度)が高まるという研究もあります。自粛が多くなり、人との会話が無くなったり、家での生活だけで笑顔が少なくなることは、メンタル面もネガティブになりやすくなる原因の一つですね。
少しでも笑えること、ポジティブなことを探してみましょう!
さて、雑談はここまでにしておき、、、
今日は、前回の記事で取り扱った「社会的手抜き」についての解決方法について検討していこうと思います❗️
(社会的手抜きとは?という方は、前回の記事「上司が苦しむ、部下の手抜き」から読んでみてください🙇♂)
ここで少しおさらいですが、
社会的に手抜きとは、「自分の努力が他人と引き合わされる場合には、人は個人で行う場合より一生懸命働かないこと」です。
このように、組織の中で発生してしまう社会的手抜きにより集団の生産性が落ちてしまうことは、もったいないことですよね〜
スタイナー(steiner, 1972)によると、組織の社会的手抜きによる生産性の低下は連携やコミュニケーションの問題であることがわかっています。それを「プロセス・ロス」と呼びます。
今回は、プロセス・ロスを無くすためには何が必要なのかを考えていきましょう!
1.階級社会における意思決定
マイアー&ソレム(Maier & Solem, 1962)の研究によると、グループに対して数字を使った課題を出しました。ここでは、グループの中に解答の出し方について知っている人間を入れて構成させたのですが、多くのグループで正しい解答に辿り着けませんでした。
これは、チームメンバーは集団において自分よりも階級の高い人間の意見を尊重するという傾向が存在するからです。
意見が正しいかどうかではなく、階級の高いものの意見が組織では影響力を持つ傾向が見られたのです。
2.プロセスを共有する
多くの企業は、縦に組織が構築されています。
その中で、一つの事業の意思決定やプロセスを共に共有することが出来ないことによって従業員が行動に対して「やらされてしまう環境」が出来上がります。
やらされているということは、外発的モチベーションで物事を進めていく従業員が多く存在しやすくなるということです。
外発的なモチベーションで取り組むことにより、上司の前だと「言われたからやるか」という考えで動くものの、すぐサボったり、自分から行動しないような従業員が増えます。
こうなると、組織内で必要な仕事をやる以前の問題ですよね…
つまり、従業員のコミットメントが低いということです。コミットメントを高めることがプロセス・ロスを減らすためにも必要となります。
このことから、組織内での社会的な手抜きを減少させるためには以下の2つのポイントが挙げられます。
①ミーティングをする時のルールを決める。
→階級によって発生する意見の影響力を調整するためのルールを作成する。
②意思決定のプロセスを共有する。
→他者決定を遂行させるのではなく、自己決定を共有場を作る。
これらのことをチームで活動する場合に応用させて一人一人の従業員のコミットメントを高めて、プロセス・ロスを防ぐことが組織の中での社会的手抜きを小さくする方法となります。
もちろん、今回紹介するのは数ある方法の中の一つですので、興味がある人はご連絡ください!
長くなりましたが、組織力向上かつ生産性向上の役に立てればと思います!
私も小さいコミュニティで試していますが、効果ありです!
皆さんもどこかで1度試してみてもいいかもしれないですね笑
それでは、また。
参考文献