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映画の本質の話~JAWSはサメの映画じゃない?~
みなさん、映画を見るときってどんな風に見てますか?
面白ければOK?気分が良くなればOK?内容がないとダメ?いろいろあると思います。
今回は、映画の本質について、この話は多くの人に知ってもらいたいと思って書いてみます。
決して映画の批評をしたいというわけではありません。しかし映画を始めとしたクリエイティブな作品を見るうえで1つ面白い視点であり、それは私たちの実生活にも応用できるので、紹介したいと思います。
この話はLOSTやフリンジ、映画では最近のスタートレックやスターウォーズを手がけているJJエイブラムスがTEDで話してい内容がもとになっています。
映画の本質とは
JJはTED内で、ダイハードもETも離婚の話だといっています。いやいや頭おかしいんじゃないのと思われる方もいるかもしれませんね。JJ曰くサメで有名なJAWSは自分の居場所を求める男の話だそうです。
JJが言いたのは、JAWSといえばサメ、ETといえばエイリアンと思いますが、製作者のテーマがすべてそこに重きを置いているわけではないということだと思います。
つまり、サメとかエイリアンといったわかりやすいテーマの中でもっと深い本質的なところにフォーカスを当てたいということです。
JJがいうには、サメとかエイリアンのネタが受けたからといってそこにフォーカスして続編を作っても人は引き寄せされないよねということです。なぜなら、深いテーマを忘れているからです。
巷にあふれるB級映画は流行った内容をこすって続編を作りたがりますが、そこに本質的な意味がなければ全く意味がないわけです。
後世に語り継がれる名作は陳腐なところがなくて、本質がしっかりしているのではないでしょうか?
その場の流行りや空気感で名前が売れるものもあります。おそらくそれも傑作の1つだと思います。少なくとも面白くなければ、流行ることもないでしょう。
しかし、真の名作はきっと何年先も語り継がれるはずです。
実生活で使う本質
本質の話は多くのビジネス書などにも書かれているみたいですよね
私はそういう本を読まないのですが、これからのハイテク世界では小手先の技術よりも本質を見極める技術が大事になると思います。
私は社会経験もないただの学生ですが、最近少しアンテナを広げて話を聞いていると、古典を学ぶようにいう大人が多い気がします。有名文学とか歴史書とかです。
つまり、古くから伝わる古典こそに本質があるというわけです。
なんだか映画監督のJJの言っている言葉に通じるところがある気がします。
最後に
今回はJJエイブラムスが提唱する映画の本質の話について書いてみました。
個人的にこの議論は正しいか否かを置いておいて、私たちに重要な気付きを与えてくれていると思います。
小中高と社会の勉強を怠っていたダメダメ学生なので一息ついたらちょっとずつ教養として学ばないといけないなと感じています。