■問題解くならこんなふうに。
今日のお話は、もしかすると「仕事論」かも知れません。特に、自分とは違う世代と仕事をしている人に参考になるといいなって思います。よろしければ。
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最近、入試問題の解説原稿に追われまくっています。
編集さんに「時間があるので、多めでも大丈夫ですよ♪」と伝えたら、ものっそい勢いで容赦のない量の入試問題が来て、這這の体…えぇ、これを自業自得と言わずして、な状況なのです(泣)
ただ、解いて書くを自動運動のように繰り返して改めて思うのは、私は国語の問題を解くのが好きなのだなということ。
なんか、楽しいんですよね(笑)
もちろん、拗らせ活字中毒なので、ただただ読んでるのが楽しいというのもあります(笑)そして、めちゃくちゃ理屈っぽいので、この問題でこの答えになるわけないだろ(怒)ってなってることもあります(てへ)
でも、解くのもひたすら楽しいんですよね。
本文の本質を突く問題とか。
本文の読みを深める設問とか。
めったに出会わないんですが(え)
それでもたまに「あ~ここからコレ訊くの、すげぇセンス!」ってことがあって。そうすると、めちゃくちゃテンション上がって楽しさ倍増なんです。
何年も続けているこの作業を、今も変わらず、もしかすると昔よりももっと、これだけ楽しめるのって、私はなんて幸運なんだろう!とか思ったりもして(笑)
でも、一つ思うのは。
国語の問題を解くのが楽しいなどと呑気極まりないことを思うのは、これが私にとって「仕事」だからだろうということ。
正確に言えば、私はあくまでも点数を付ける側であって、点数を付けられる側ではないから、ひたすら楽しいのだろうと。
んじゃ、点数を付けられる側にいた学生時分、国語の問題解くの楽しかったか、と言われると……記述はあまり好きではありませんでしたが、選択問題は楽しく解いてたなぁ、そういや(滝汗)
って、議論を自分で終わらせてどうする。
ただ、プロの国語講師として、生徒ちゃんたちを指導していたとき、やっぱり解くのはしんどそうだったなぁと…楽しくなさそうだったなぁと思い出すのです。
じゃあ、なぜ彼らにとって問題を解くのは楽しくないのか。
その答えを端的に言うと。
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