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■理由は遠くつながっている―『プーチンの国家戦略 岐路に立つ「強国」ロシア』

こんばんは。えりたです。
本日は読書日記です。

『プーチンの国家戦略
岐路に立つ「強国」ロシア』
■小泉悠
■東京堂出版
■ISBN 9784490209501
■2200円+tax

本書の内容は「あとがき」に書かれた
この文章が端的に示しています。

ソ連崩壊後、ロシアが陥ったのは
どのような状況であったのか、
どのような脅威に直面し、
また何に不満を抱いたのか。
あるいは、そうした中で、
ウラジミール・プーチンという指導者が
どのような国家統治の構造や
対外戦略を作り上げ、
それはどのようにして機能しているのか。

『プーチンの国家戦略 岐路に立つ「強国」ロシア』あとがき(321頁)より引用

本書は
こうした「ロシアの内在的な論理」
ロシアの軍事力という視点から
分かりやすく論じたものです。

本書を読みながら
強く印象に残ったことがあります。

それは。

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