レッテルを貼られても
ある生徒が、いたずらで、クラスの男の子の背中に「僕はバカです。」と書いた紙を貼り、「この子には言わないでね~!」とクラスのみんなに伝えました。(同じようなことをクラスでやってたなぁ・・・)
その子の背中を見た生徒たちはクスクスと笑いが止まりませんでした。
午後の数学の授業が始まり、先生が難しい問題を黒板に書いて、「これ、出来る人いますか?」と聞くと、紙を貼られた少年以外は誰も手をあげませんでした。
その少年は、クラス中で笑いが起こる中、なぜみんなが笑っているのか気にすることなく、黒板に向かって歩いて行きました。
問題を解き終わると、先生が、クラスのみんなに拍手をするように言い、背中の紙をはがしてあげました。
先生は彼に「あなたは背中にこの紙を貼られたことをクラスメートの誰にも教えてもらわなかったようですね?」と言い、他の生徒たちを見て言いました。
「あなたたちに、罰を与える前に、2つのことを教えてあげましょう。
一つ目は、人生において、人はあなたの成長を止めるために、多くの嫌な言葉であなたにレッテルを貼るでしょう。
もしも、彼がこのようなことを書かれたと知っていたら、彼は質問に答えるために立ち上がることはなかったでしょう。
人生でやるべきことは、人が貼るレッテルを無視し、自分を成長させ、向上させるためにあらゆる機会をつかむことです。
二つ目は、あなた方の中にこの貼り紙について教えてくれる忠実な友人がいないことは明らかです。
友達の数は重要ではありません。
重要なのは、友達と分かち合う忠誠心なのです。
陰で支えてくれる友達、見守ってくれる友達、純粋に心配してくれる友達がいないなら、一人でいる方がいいのです。
常にお互いに支えあう心を持ちましょう。
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自分を信じる!
他人の意見で自分が決まるわけではない!
だけど、レッテルを貼るのは他人だけでなく、
自分でも貼ることがあるので気をつけないと。