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時間を長く感じるには

昨日は春分の日でした。

皆さんも同じだと思いますが、毎年一年が早く過ぎてしまいますね。

小さい頃は、心拍数が多かったために時間が経つのを遅く感じていることが出来たのではないかと聞いたことがあります。

でも、年ごとにこんなに早く過ぎるのは困ります。

年を取らなければいいのに・・・

でも、時間を長く感じるように出来る方法があるのです。

それは「新しいことをするか、簡単ないつもの習慣を変える」のだそうです。

なぁ~んだ、そんなことかって思えますよね。

昨年、私は「時間が経つのを長くする小さなコツ」という記事を書きました。

しかし、時間が年々早く経つ理由が記載されていた「ジャネーの法則」日本心理学会のHPを読んでも、私はきちんと把握できませんでした。

そこで、「意識は傍観者である」の著者である脳神経科学者のデイヴィッド・イーグルマンさん述べていることをもう一度調べてみて、わかったことがあります。

うまく説明できればいいのですが。

視覚と聴覚のプロセスは異なる速度で信号を送りますが、風船が割れたり、誰かが手をたたいたりすると、視覚と音が同期したように思えます。

脳は最終的なストーリーを組み立てる前に、すべての情報を集めます。

脳が情報を集めるには少し時間がかかります。

ということは、

私たちは皆、少し過去に生きていることになります。今起こっていると思っていることは、実は少し前に起こっているのです。

脳で処理することで、時差が発生して、実際私たちはほんの少し過去に生きているのです。


また、怖さを感じている瞬間と新しいことをしている時というのは時間を長く感じるのだそうです。

怖い時は別に時間を長く感じたくないのですけど、脳の機能なので仕方ない・・・

怖さを感じている瞬間

イーグルマンさんは、小さい頃に、屋根から落ちて怪我をしたことがあり、屋根から地面に落ちていくときは、スローモーションのように、時間を長く感じたそうです。

私たちも地震が起きているとき、実際の揺れ時間は1分も経ってないのに、すごく長く感じますね。

緊急事態になると、扁桃体とよばれる脳の部位がオンラインになり、周囲のものすべてに細かく注意して、その記憶をすべて細かく脳に書き留めます。

脳に細かく書き留めるのには時間がかかります。

怖い時、スロ-モ-ションのように時間が長く感じるのは、いつもは働かない脳が注意力をかなり働かせて、時間をかけて記憶させているからなのです。

斎藤一人さんの動画で、「脳は怠惰だ!」と話していたのを思い出してしまいましたが、怠惰な脳が最高に働くのは緊急事態の時のようですね。

新しいことをしている時

小さい時というのは、すべてが新しいことです。

新しいことをしているときは、一つ一つの物事すべてに細心の注意力が働き、脳での処理に時間がかかり、かなりのエネルギ-を使います。

そのため、スロ-モ-ションのように時間がゆっくりと過ぎていくように感じるのです

しかし、

大人になると、ほとんどの物は見たことがあるし、行動も同じことの繰り返しです。

それに慣れてしまった脳は細かく意識することをせず、必要なエネルギーを使わないため、あっという間に時間が過ぎてしまうのです

すべては脳の記憶のトリック錯覚)なのかなと思います。

時間を長く感じるために


今までしたことがなかったこと(新しいこと)をしたり、簡単ないつもの習慣を変えると、時間を長く感じられます。

何故かというと、脳は何が起こるか予測できないモードに入り、活動しなければならないからです。

脳に不意打ちをかけるということなのでしょうね。

何か新しいことをしましょう!

脳の処理に時間がかかることをすればいいけれど、何をしようかと考えると脳にわかってしまうから不意打ち出来ないなあなんて思いました。(冗談ですみません😅)

とにかく、私の結論として、緊急事態が起きているときのように(起きてないけれど)、すべての瞬間に細かく注意して、全身で起きていることを感じながら過ごせば(イマココですね)、時間が経つのを長く感じられるのではないかと思いました。

それにしても、脳って、おもしろいです!


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