屋外の映画館
スペインの夏、昼間は海やプ-ルに行けたら行って、夕方は映画館へ。
映画館と言っても、最近ではリクライニング式の席に座ったり、ボックスになった席で観れるようなところがある。
私もリクライニング式の席の映画館へ行ったのは約三年前。
コロちゃん騒動の前。
友達が抽選に当たったので行こうと言われ行ってきた。
観た映画は子供たちに合わせて、ドラゴンのアニメだった😂
とはいっても、映画も面白かったし、リクライニング式の席などに座って観たことがなかったので、飛行機のビジネスクラスに座って観ているようなリッチな気分が味わえた。
そんな映画館もあるのだけれど、夏は屋外の映画館もある。
場所はたいていこの時期使われていない闘牛場。
それにしても、昼間は海かプールで遊んで、夕方は屋外の映画館へ行くなんて、なんだか贅沢な生活だと思うだろうな。
ほとんどの人が夏休みだからね。
スペイン人は8月にお休みをとる人がほとんどだ。
この習慣がなくならないかとブツブツ文句を言っているスペイン人もいる。
だって、8月にたくさんの人が休暇をとるということは、料金が高い上にどこに行っても混んでるからね。
昨日からは涼しくなりそうな感じだったけれど、今年は夕方も暑い🥵
あまり出たくなかったけれど、行こうと誘われて、屋外の映画館へ行ってきた。
入場券に食べ物と飲み物がついて約1800円。
中に入ると、
私は闘牛を見たのは留学時代。
行きたくなかったけれど、留学生のために人数分の入場券を購入してしまったと、留学コーディネーターが言ったので、仕方なく、泣く泣く・・・😭
闘牛は芸術だという人がいるけれど、私にはわからない。
かわいそうで、見ていられなくて、あれからは行ってない。
ちなみに、マドリッド市内の闘牛場(ラスベンタス LAS VENTAS)はコンサ-トやバイクのショ-など、いろいろな大きなイベントなどにも使われる。
さて、屋外の映画館の中は
以前は普通の映画館と同じように、たくさんの人が入るように席は一列づつ並べてあった。
結構ギュウギュウ詰めという状態。
けれども、コロちゃんの後からなのか、その前からなのか、ずっと私も行ってなかったのでわからないけれど、人との間が重視されるようになって、ここはこのようにテラス様式になっている。
ポップコ-ンだけでなく、*ボカディ-ジョというスペイン風サンドイッチなどを食べたり、アルコ-ルも飲んだりしながら映画を観れる。
食べ物と飲み物込みで、入場料1800円なら安い!
人は少なかった。たくさんの人は8月は旅行に出かけたからだ。
マドリッド中心街だけは観光客でにぎわっているけれどね。
映画が始まったのは22:30分。
遅いよね。
でも、スペイン人の習慣は寝るのが遅く、子供でさえ、朝1時でも起きている家庭もあるから彼らはそれで大丈夫。
観たのは、恋愛ありのスペインのコメディ映画。
途中でブツっといきなり映画が止まったので、なにか技術的問題があるのかと思ったら、食べたり飲んだりしたい人のためとトイレに行きたい人のための休憩だった。
せっかく面白いところだったのに中断!!(笑)
映画は、笑えた。
ラストには愛と青春の旅立ちのラストを真似ているなど、たくさん笑うことが出来た楽しい夜だった。
この屋外の映画館は8月いっぱいで終わるから、もう一度行けたらいいかも。
帰りに見た満月はとてもきれいだった。
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