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ヴィーガン料理を作るコツと気をつけること

「ヴィーガンレシピを教えてほしい!」
「ヴィーガンの料理の仕方がわからない」
と聞かれることがあります。

その悩みはよくわかる。
わたしも初めてヴィーガンのお家に住んで
料理当番の時には、毎回レパートリーもなく
どうやって料理して良いのかわからずでした。

ヴィーガンをやって今思うことは
「難しく考えないこと」です。
特に日本でヴィーガンを作るなら
例えば肉じゃが・カレー・すき焼き・麻婆豆腐などを
お肉なしで作ってみたりして
いつも作る料理に肉を入れず作ってみること。
足し算ではなく、引き算です。
肉なしでも案外満足感があることに気づきます。

肉を代用する、という観点で考えるなら
車麩で唐揚げや味噌カツなどを作ってみたり
カレーには穀物や豆類を入れてみたり
炒め物には厚揚げを入れてみたりしましょう。

出汁はヴィーガンで作るときは干し椎茸や干し大根を
使います。
または野菜の葉っぱや皮などを煮詰めて
ベジブロスを作るのも美味しいです。
一度に出る野菜くずではほんの少量しか出汁が
取れないので、野菜くずが出るたびに冷凍しておき
まとめて煮詰めると楽です。
ヴィーガンの出汁は
魚介類の出汁に比べて甘めの印象です。

野菜のおかずだけ、と考えると「足りない!」と
感じる方もいるようですが
お米と汁物とともにゆっくり噛みながら食べれば
お腹いっぱいになります。
そもそも多くの現代人は食べ過ぎですから
それくらいの粗食にすると
身体も軽くなり、体調が良くなる方もいます。

ヴィーガンの食生活なるとたんぱく質、ビタミンB12
ビタミンD、カルシウム、オメガ3脂肪酸、鉄、亜鉛が
不足しやすいためと言われています。

わたしはヴィーガンのとき、栄養素の計測をしたこともないですが
特に体調不良もなかったので
栄養素不足ではなかったと思います。
(玄米は合わない体質だったので玄米菜食のときは
痩せ細っていましたね。)

今になって感じることは、これらの栄養素不足を解決するには
食事の根本を見つめ直すこと。
・精白米ではなく分つき米にする
・塩をミネラルたっぷりの自然塩にすること
・添加物の摂取を少なくすること
これらを気をつければ、必要な栄養素は十分に摂取できます。

最近読んだマクロビオティックの桜沢如一さんの本に書いてあったこと
「食養とは好きなものを食べて
毎日力強く楽しく過ごすこと。
何を与えられても、何を食べても、健康で不安や恐怖のない境地」
といったことがあってすごく納得。

ヴィーガンも、楽しく美味しく過ごすことを目的として
トライしてみてください。



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eri
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