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fumin_minmin
食の不思議な見えない力
人は誰にも見せないだけで
深い場所に大きな傷を抱えて現在を生きている。
病気、家族との確執、借金や底をつきそうな資金、
人間関係、仕事への絶望、最愛の人との別れ、
社会からの孤立、生きる希望の喪失など。
頑張らなくちゃと自分を追い込んで、
既に糸を張りつめているのに、
ギリギリの糸の上を頑張って踏ん張って歩いていて、
身体を休めてねと言われても
落ち着けなくて、休むこともできない。
そんなギリギリの中で生きているとき、
後悔や悲しみ、絶望から立ち上がれないとき、
孤独に心を蝕まれそうになったとき、
それでも支えになるのは、
支えられてきたのは何だっただろうか。
音楽、読書、散歩、自然、ひとりの時間、
人との他愛のない会話。
些細なことだけど、みんなそれぞれ違う。
その支えられてきたものの核に、食がある。
食は癒しにも、救いにも、
希望にも、元気の素にも、息抜きにも、
生きる力にもなってきた。
そして自分が作った料理を
「美味しい」って言いながら食べてくれる人がいると
自分自身も救われ、癒され、生きる力になる。
食にはそんな不思議な見えない力がある。
だからわたしも手料理をして
恩送りをしていきたいと考え、
Kia oraとして
人を幸せにする食を提供する活動を始めた。
2024年も出会う人々を幸せにする手料理を
作っていきたいです。
今年もどうぞよろしくお願いします。
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