eri_edu41 | こどもたちとの共生

3児の母。子どもたちの煌めき、交流の歓び。 日々のかかわりのプロセスにうまれる学び・育ち。 教育学と日常のあいだをつなぐ。 子ども、教育、対話、生命、関係、私を生きる。 国際日本学博士課程修了 (専門領域は異文化間教育学、共生教育)

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最近の記事

胎内の記憶:双子が身体で憶えていること

わが家の双子はとっても食いしん坊です。 特に、小さく生まれた長男は、自分が食べたいタイミングで食べ物が口に運ばれないと、背中を仰反って大泣きします。 なんでかな。 なんでこんなに必死なのかな。 ある日、じーっとその様子をみながらぼんやりとその理由を考えてみたことがありました。すると、こんな考えが湧いてきたのです。 これはきっと、胎内の記憶、身体に刻まれた記憶なんじゃないかな。 1. 「一絨ニ羊膜双胎」いちじゅうにようまくそうたい 「一絨毛膜二羊膜」の双胎(双子)

    • 子どもたちが生み出す変幻自在な誕生日パーティー:共生の道のりと一回性の美しさ

      誕生日が近づくと、小学生の娘は自分の誕生日パーティーを企画します。今年も張り切ってプランを練り、買い出しに出かけて、お友達を招待して日程を調整し、準備をしました。 さて、今年も愉快なパーティータイムが無事に終了したのですが、昨年のパーティーとの間に違いがありました。そしてその違いの中に、【他者とかかわり、他者と共に生きる】ということについて考えるヒントが隠れているように思いました。 そこで今日は、 ●娘の誕生日パーティー、昨年と今年の違い ●そこから見えてきた、「他者との

      • 「宿題はなんのため?」小学生の素朴な疑問に対峙する

        小2の娘は、小学生になってからずっと宿題の意味を問うている。 「宿題は何のためにあるの?」 「なんで宿題やんなくちゃいけないの?」 ということで、note 第2弾は小学生の宿題について、考えてみたいと思います。 1. 毎日泣きながら宿題に向かった1年生時代 宿題が嫌だ、宿題がどうしても嫌だ。娘は毎晩泣いていた。 私は考えた。どうしたらいいんだろう。 私個人は、宿題をしてもしなくてもどっちでもいいと思っている。ただただ、学校から帰ってきて眠りにつくまで、元気で笑顔で

        • 双子育児の葛藤を学習環境デザインの視点で解きほぐす

          note第一弾のタイトルが「葛藤」だなんて、暗いわねぇ。笑 もっと明るくて穏やかな話からスタートできたらよかったかな。でも、自分自身にとって意味深く大切な気持ちだったので、書き留めておきたくて、PCを開きました。 1. 双子連れはこの場にふさわしくない? わが家には1歳3ヶ月の双子がいます。今日は、かれらが生まれて初めて、市が開催する子育て関連の講座に参加しました。1人でふたりを連れて外出することにやっと慣れてきたこと、講座の内容が今知りたい内容だったので、思い切って。い

          自己紹介|異文化間教育学と私

          これまでの仕事 これまで10年と少しの間、私は教育にかかわる仕事をしてきました。子ども英語の先生、親子のことばあそびのファシリテーター、国際教育交流の場のディレクション、大学教員、大学での授業・研究のコーディネーター、そして研究者。いくつかの角度から「教育」という領域に携わってきました。 一旦、やめてみよう 2024年3月に博士後期課程を修了したあと、私は一旦もろもろお休みすることに決めました。今は、小学生の娘と、1歳の双子の息子たちとの暮らしに重点を置く生活を送ってい

          自己紹介|異文化間教育学と私